第10戦イギリスGP「これぞF1」が凝縮された記憶に残る大激戦!サインツ初優勝&ミック初ポイントおめでとう!

第10戦イギリスGP「これぞF1」が凝縮された記憶に残る大激戦!サインツ初優勝&ミック初ポイントおめでとう!

第10戦イギリスGP これぞF1が凝縮された記憶に残る大激戦!サインツ初優勝&ミック初ポイントおめでとう!

シルバーストーンで行われるイギリスGP。昨年はハミルトンとフェルスタッペンのクラッシュが物議を醸しました。

そして今年。

ウェットとなった予選から大熱戦。

そして決勝は「これがF1、これぞF1」ともいうべき出来事の連続で、観戦者の満足度はかなり高いレースになったのではないでしょうか。

  • ショッキングな大クラッシュあり
  • ドライバー無事の安堵あり
  • 再スタートまで1時間の遅れあり
  • やっちゃいけないのにいつの世にも発生する同士討ちあり
  • 命運を分けるタイミングでのセーフティカーあり
  • 数台が競う大バトルあり(しかも接触なし!見事)
  • 初優勝のドライバーあり
  • 接触からの最下位からの表彰台あり
  • 初ポイント獲得のドライバーあり

ドラマがありすぎた!

まさにF1というモータースポーツの面白さと魅力を凝縮したような好レースでした。振り返ります。

目次

周冠宇 ショッキングな大クラッシュ

決勝のスタート直後、いきなり大クラッシュが起きました。

最初の映像でマシンがひっくり返って吹っ飛んでいる様子が遠目に映り、何事...? と思っている間に赤旗。

止まっているマシン、そして壊れながらもなんとか走るマシンがちらほらと映り。

私は、マシンがひっくり返るようなクラッシュを見たのは初めてでした。

クラッシュ時の映像は長い間リプレイされず、何が起きたかわからないまま時間が過ぎましたが、しばらくして周冠宇は無事、巻き込まれたアルボンも無事だというアナウンスがありました。

リプレイが放送されると、その凄まじさに衝撃。ガスリーとラッセルの接触からラッセルが周くんに接触し、周くんのマシンが上下反転。

そのまますごい勢いでサーキットの壁方面に吹っ飛んでいき、壁の直前でマシンが跳ね、ひっくり返りながら壁を越えて、壁奥のフェンスに突っ込んでいました。

DAZN サッシャさんも言っていましたが、かなりショッキングな映像でしたね。。

でもあれで無事なんだから、F1マシンの丈夫さ、安全策は本当にすごいんだなと。中野さんは、壁の直前でマシンが跳ねて壁にぶつからなかったのが良かったんじゃないかと言っていましたね。

レースの最後に周くんの様子が映っていましたが、すっごい普通な感じで元気そうで、それもまたびっくり。

うん、本当に、良かった。

周くんは今回Q3までいっていて9番グリッドからのスタートだったので、残念だったとは思いますが、無事であることが何よりも重要ですね。

接触をしたラッセルは、自分のマシンが停止するとすぐに車を降りて周くんのほうに走って行きました。その場でドライバーができることは限られていると思うけど、そうしないではいられない心境、状況だったんでしょうね。

ラッセルも母国グランプリで早々にリタイアとなってしまい残念だったと思いますが、ナイスガイでした。

巻き込まれてしまったアルボンも、検査のためヘリコプターで病院に行くというアナウンスがありましたが大丈夫だったようです。

今回動物のイラストが描かれたヘルメットを使っていたので、ペットも OK みたいなツイートになってます。

雨の予選でサインツが初ポール! からの初優勝!

今回は、予選から面白かった!!

雨だったため、多くのマシンが毎周アタックしながらどんどんタイムを更新していく流れ。

特にQ3は最後まで全員が全力で連続アタックしなきゃいけない状況で、見応えありましたね~。

ポールを獲得したのはサインツ。キャリア初ポールでした。

最後のアタックでルクレールがスピンし、フェルスタッペンが黄旗の影響を受けたということだったので、幸運も後押ししてくれていたようです。フェルスタッペンはQ1、Q2ともトップだったし、かなり速かったですからね。

そして決勝も、いろいろあって、初優勝~~! 前回のカナダGPのときに初優勝が遠いな~と思っていましたが、すぐにチャンスをものにしました。

これまで流れがなかったり運がなかったりだったサインツでしたが、今回は運も味方してくれましたね。

まず、最初のスタートではフェルスタッペンに抜かれたものの、クラッシュによる再スタートは元のグリッドから。再スタートではフェルスタッペンを押さえました。もうほんと意地で押さえたっていう感じでしたね。

その後はトップを走るも、チームメイトのルクレールに煽られる状況に。チームから指示されたラップを守れず一度は順位を譲ることになりましたが、オコンのトラブルでセーフティカー出動! よくぞこのタイミングで出てくれた!

このとき2位、3位だったサインツとハミルトンはすかさずピットインしてソフトタイヤを装着しました。そして、1位だったルクレールはピットインできず、履き続けていたハードで戦わざるを得ない状況になりました。

こういうとき、トップにいる人は損ですよね。自分がピットインしたら後続にステイアウトされるため、ピットインしない選択しか基本的に取れません。

セーフティカー明け、やはりソフトを履いたサインツがルクレールをかわし、逃げ切って見事優勝! すごくプレッシャーもあったと思いますが、よく走り切ったと思います。

記録上、150戦目にして初の優勝とのこと。それだけF1でキャリアを続けられること自体すごいことです。

よかったね~!!うれしい!

今回、フェルスタッペンが途中でデブリに当たってマシンにダメージを受け、トップ争いには加われなかったのもツイてたと思います。

最後2~4位を争うバトルがすごすぎた! 見事!!

最後のセーフティカー明け、サインツがルクレールを抜いたあとのルクレール・ハミルトン・ペレスのバトルは本当にすごかった!

あんなふうにバトルして、接触なしですよ。このハイレベルなバトルがF1なんだな~と!!

途中、アロンソやノリスも参加しそうな雰囲気でしたしね。

2台のバトルはまぁまぁありますが、3台以上のこれだけ抜きつ抜かれつのバトルは珍しいと思う。

誰も譲らない姿がまたかっこいい。ほんとにすごかった! すごい集中力。さすがトップドライバーたち。

このバトルは今年のシルバーストーンに、最後の最後に大興奮を与えてくれました。

アルファタウリの同士討ち...

さて、これもF1... 角田くんとガスリーの同士討ち。

なぜこんなことに...。仲良く回ってる場合じゃないよ。

角田くんがガスリーを追っていて、角田くんが抜いたところをガスリーが(無理やり?)抜き返し、角田くんがさらに抜こうとしたところ無理気味になって接触したもよう。全容がわかる映像が出ていないのでくわしくはわからないのですが。

2人ともポイント圏内にいたのにこの接触により順位を落とし、結局ガスリーはリタイア。角田くんは5秒ペナルティを受けたうえで、最下位でフィニッシュ。
(さらに、この接触のデブリをフェルスタッペンが踏んだという...)

最悪です。しかも角田くんはまだ来年の契約決まってない状況。

角田くんは晴れ用、ガスリーは雨用でマシンをセッティングしていたようで、このときガスリーのペースが全然上がらなかったんですよね。

ガスリーが角田くんに蓋をしていた感じだったので、抜きに行きたい角田くんの気持ちはよくわかる。(前回もトレインに引っかかったしね)

角田くんのコメントからすると、ガスリーがあんなに寄せてくるとは思っていなかったということのよう。こんなにペース差があるんだから譲って当然、と思っていたのかもしれません。

いや、私もそう思いますよ。ガスリーも、セッティングも違うしペース差もあるのになぜ無理やり張り合うのか。オコンじゃないんだから。。

でも角田くんも、そんなに焦らなくても良かったのに...。

このコメントの通り、別の機会を待つべきだったと思う。

2人も感情的になっちゃったのかなぁ。F1ドライバーはあの状況で引くわけにはいかないのか。私は凡人だからわからない。

今回、サインツとルクレールがきわどいトップ争いをしていたのでフェラーリのチームオーダーに関する無線が頻繁に流れていました。タイミングの良し悪しとか判断が良いか悪いかは置いておいて、フェラーリはちゃんとコントロールしていましたよね。ルクレールは無線では不満そうな発言もありますが、指示にきちんと従っている。

サインツも、●秒で走れなければ交代と言われて、素直に従っている。

マクラーレンやアルピーヌも、よく指示を出していると思います。ノリスやアロンソはよく不満も言ってるけど、チームの指示は守っているし、同士討ちはしていません(オコンとアロンソはちょっと危ういときがあったけど)。

そういうのと比べると、チームメイト同士で無意味に張り合って接触までしてしまうっていうのは、ドライバーは精神的にも技術的にも未熟でトップには及んでいないと思うし、チームの戦略レベルもどうなのという気持ちになります。

今回2~4位争いのドライバーたちがあれだけのバトルを接触なしで繰り広げたのに比べると余計。チーム同士で張り合おうとするうえに、技術ないのね、みたいな。チームも放置してるのね、みたいな。

チームメイトが対等な状況でバトルすること自体は良いと思うけど、今回はペース差があったのに変にバトルしてるし、結局接触してるし。それはやっぱりだめだよね。。

角田くんはペナルティまでもらっちゃったし。相変わらず角田くんにはペナルティの基準厳しいけど。あれで5秒ペナルティなんて、誰が見ても判断基準が一貫してない。

今回チームからどんな指示が2人に飛んでいたかはわかりませんが、ドライバーをコントロールできないチームの責任も大きいと思います。

昨年はガスリーと角田くんの差も大きかったのでこういうトラブルは起きにくかったですが、今年は角田くんが成長しているので今後もこういう状況は起きると思います。アルファタウリはどうするつもりなんでしょう。

角田くんは日本人らしく謝罪コメントを出していましたが。角田くんだけが悪いわけじゃないと思います。

同士討ちって決してやってはいけないことのはずなのに、なんで起きてしまうんですかね?

この接触のあとは失望が大きすぎてレースを見る気もかなり失せましたが、その後のレースが面白いものだったので寝なくてよかったです。

ただ、この同士討ちがなければフェルスタッペンがデブリを踏むことはなく、トップ争いに加わったかもしれないので、そうするとサインツの優勝はなかったかもしれない。私はレッドブルよりサインツ応援だったので、まぁ複雑な気持ちです。笑

ミック初ポイントおめでとう~!

ミックは初ポイント獲得! おめでとう! みんなこのときを待っていた!

今回、フリー走行は良かったのに、予選ではセッティングが左右でおかしくなっていたらしく19番手からのスタート。そこから追い上げ、8位でフィニッシュできました。

(DAZN では片方のセッティングをし忘れたらしいと説明されていましたが、本当...? ひどすぎる)

最後はマシンにダメージを負っているフェルスタッペンと争いながらゴール。フェルスタッペンも絶対に譲らないから、ほんとひやひやして祈りながら見てました。

クラッシュしたらすべてが台無しになるんだからもっと安全に走れば良いのに~とか思ってしまいますが、F1ドライバーはそういうわけにはいかないんですかね。

とりあえずこれで1つ重荷が下りたかなと思うので、ここからまた新しい気持ちでパフォーマンスを上げていけると良いですね。

ベッテルも喜んでました。あふれる思いが止まらず話が長いよベッテル...笑 もうミックの親戚の叔父さんって感じですね。

決勝日はベッテルの誕生日でした。

最後、書き忘れてたけどペレスが一時は最下位に沈みながらも2位フィニッシュ! おめでとうございました。

次戦はすぐ来週、オーストリアです!

2022年第10戦イギリスGP結果

順位 ドライバー 所属
1 カルロス・サインツ フェラーリ
2 セルジオ・ペレス レッドブル
3 ルイス・ハミルトン * メルセデス
4 シャルル・ルクレール フェラーリ
5 フェルナンド・アロンソ アルピーヌ
6 ランド・ノリス マクラーレン
7 マックス・フェルスタッペン レッドブル
8 ミック・シューマッハ ハース
9 セバスチャン・ベッテル アストンマーティン
10 ケビン・マグヌッセン ハース
11 ランス・ストロール アストンマーティン
12 ニコラス・ラティフィ ウィリアムズ
13 ダニエル・リカルド マクラーレン
14 角田裕毅 アルファタウリ
NC エステバン・オコン(DNF) アルピーヌ
NC ピエール・ガスリー(DNF) アルファタウリ
NC バルテリ・ボッタス(DNF) アルファロメオ
NC ジョージ・ラッセル(DNF) メルセデス
NC 周冠宇(DNF) アルファロメオ
NC アレックス・アルボン(DNF) ウィリアムズ

* ファステストラップ
NC: Not Classified
DNF: Did Not Finish

F1を観る方法

F1のレースはDAZNもしくはフジテレビNEXT(スカパー!・ネット配信)で視聴可能です。

いずれも、レースの模様はもちろん、フリー走行、予選、レース前の準備中の映像なども中継されるので、ドライバーのいろんな一面が見られます。

詳細な比較記事はこちらF1を観るには:DAZNとフジテレビNEXT比較

2022年のF1レース観戦記

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