第7戦 雨のモナコGPはペレスが優勝

第7戦 雨のモナコGPはペレスが優勝

今年のモナコグランプリは雨スタート!

決勝はもともと雨の予報でしたが、スタート直前までは曇り空。降らないのかな~と思っていたらスタート直前になっていきなり降り出し、けっこうな雨だったためにスタートが延期されました。

全然抜けなくてつまらないオーバーテイクがほぼ不可能なモナコなので、雨みたいな不確定要素は個人的には大歓迎。

実際、晴天スタートよりは面白いレースになったのではないでしょうか。

後方スタートのガスリーも喜んでました。

予定より1時間遅れてようやくスタート! 途中で赤旗もあったため、3時間ルールにより規定の周回数ではなく3時間に達した時点でのチェッカーとなりました。

ひとこと感想
  • タイヤ判断が命運を分けたレース!
  • ガスリー予選17位からの追い上げがすごかった!
  • ルクレール、母国でポールから4位フィニッシュ(しかもチームの判断ミスで)じゃ無念だよね...
  • ペレス優勝おめでとう! モナコだから勝てたね
  • レース結果

今回は抜けない抜けないモナコ、そしてウエットスタートということもあり、タイヤの判断が本当に命運を分けたレースでした。

スタート後、最初に注目を集めたのはガスリー。ウエットタイヤでスタートしたあと、すぐにインターミディエイトタイヤに変えました。

ある意味ギャンブルでしたが、予選17位からのスタートだったので失うものはないという判断でしょう。

そしてこれが大成功!

最初の数周はインターも厳しそうでしたが、その後タイムを上げ始め、ウエットで走るマシンのすぐ後ろについて煽りまくってました。w

そして抜きにくいモナコで、周くんとリカルドをオーバーテイク! 相手のミス以外でオーバーテイクできたのは、ガスリーのこの2台だけだったのでは?(映像に映っていた限りでは)

早めの好判断で追い上げて順位を上げ、ポイント獲得もなるか? と思わせましたが、最終的には12位でのフィニッシュ。
(その後オコンのペナルティで11位に)

予選が17位だったことも含めてちょっと残念な結果ではありましたが、でもレースの見どころを作ってくれたし、大いに盛り上げてくれたと思います!

雨でスタートが遅れている間、ガスリーはずっとモニターを見て路面状況をチェックしてましたね。どこに自分が勝てるポイントがありそうか、入念に準備してレースに向かう姿。ガスリーを応援したくなる魅力の1つだなと思います。


一方、角田くんは予選11位スタートだったものの、タイヤ交換のタイミングが悪くて順位を落とすことに。コース上で抜くことは難しく、結局17位最後尾でフィニッシュとなりました。

今回は予選Q1で角田くんが赤旗の原因を作り、その後ガスリーがギリギリ1秒差でアタックできないという不運が起きました。

エンジニアがピーワード言ってるけど、言いたいのはガスリーでしょ。。

角田くんはガスリーとチームに対して謝罪の言葉を口にしていましたが、角田くんのせいではないよね。赤旗の原因にはなったけど、その時点で全ドライバーが同じ条件なわけだし、最終アタックしなきゃいけなかったガスリーを送り出すのが遅れたチームの責任だよね。

ガスリーの前を走っていたのが角田くんで、角田くんはぎりぎりアタックできたから、角田くんとしては余計気になったよね。

角田くんとガスリーの順番が逆だったらガスリーはアタックできていた可能性高いし、ガスリーはフリー走行から速かったし、もともとモナコ得意だし、チームは角田くんよりガスリーを優先して出すことだってできたはず。

たらればを言い出したらキリはないけど、上位勢は赤旗までにちゃんとタイム出してたし、フリー走行の調子がよかったガスリーも赤旗までに早めにタイムを出せていれば赤旗後の渋滞のなか最終アタックする必要もなかったかもしれない。赤旗の時点で残り2分半だったし。

このコースはQ1は赤旗がなくても渋滞が想定される。早めにタイムを出しておかなかったのもチームの戦略的に甘かったんじゃないかなぁ。

でもまーモナコだし、予選のあとは頑張りようも正直あんまりないし、角田くんもガスリーも切り替えて次に向かってほしいです。


そして優勝は、予選3位からスタートしたペレス! おめでとう!

フェルスタッペンに譲らなきゃいけないレースも多い立場のなか、しっかり勝ち取った勝利。

喜んだペレスが口を滑らせて、レッドブルとの契約延長が実はすでに決まっているみたいな話も出ていました。(追記:モナコから2日後、2024年までの契約更新が発表されました!)

ペレスを優勝に導いたのは結果的に、フェラーリ・レッドブル上位勢4人のうちで一番早かったタイヤ交換の判断でした。

最初にペレスがインターに交換し、その2,3周後にルクレールとフェルスタッペンがピットイン。サインツ、ペレス、ルクレール、フェルスタッペンの順になりました。

この時点でペレスはルクレールより前に出ることができ、アンダーカット成功。サインツはタイヤ交換をまだしてなかったので実質1位に。

サインツはさらに周回を重ね、ウエットから直接ハードに交換。その直後にルクレールがインターからハードに。

ルクレールへの無線指示にも混乱があり、サインツとピットインが少しかぶってしまいました。

ピットイン指示の後、ピットレーンに入ってからステイアウトに訂正したけど指示が遅い。ルクレールの怒声も久しぶりに? 聞きましたね。

この時点で、ペレス→フェルスタッペン→サインツ→ルクレール。

そしてペレス、フェルスタッペンがハードに交換しましたが、ペレスは先頭維持で戻ることができ、フェルスタッペンはルクレールの前で戻ることができました。

24周目でこの状態で、結局この順位のままフィニッシュまで行きました。

ペレスは最後、タイヤがかなり厳しくて全然ペースも上げられず、モナコじゃなかったら難なく抜かれるような状況でしたがここはモナコ。

2位サインツもペレスを煽るように追いかけましたが、ペレスが最後までなんとかミスなく粘りきり勝利となりました。

モナコはやっぱり相手のミスがない限り、タイヤがどれだけ落ちてても抜くのは無理ですね。


ルクレールはほんと、、最後に本人も「言葉がない」と言っていましたが、言う言葉もかける言葉もないよね。。

とりあえず普通に走っていればほとんど順位はキープされるモナコで、チームの戦略・判断ミスで順位を落としてしまうという。。

地元モナコでのレース、予選はポール獲得。マシンも自分も調子良し。それなのに4位フィニッシュじゃ全く喜べないよね。

これまでもルクレールは母国モナコGPとは相性が悪く、今年はフィニッシュできたけどこのありさま。

タイヤ交換に関しては、サインツはチームの提案に反論してインターを入れずに直接スリックにしたいと主張してました。無線ではルクレールの意見は流れてなかったですが、その後のインタビューによるとチームから直接スリックしたいかと聞かれて「うん、もうちょっとあとで」って答えてたみたいです。しかし、結局チームはルクレールにインターを装着。。

その時点でペレスに抜かれたし、3周後くらいに結局ハードに変えたからインターに変えた意味もほとんどなかったし、完全に失敗。

フェラーリの戦略は一体どうなってるの? 指示も錯綜してたし、、、

ルクレールにチャンピオン狙わせるならもうちょっとちゃんとしないと無理じゃない?

うーん、前戦もマシントラブルでリタイアだったし、かわいそう。開幕からどんどん落ちてる感じになっちゃってますね。。

でもきっとみんな応援してるよ。

2位サインツも、あんまり笑顔はなかったですね。


ミックはちょっとマシン壊しすぎドライバーになってきたね。無事なのはよかったけど。。

フェルスタッペンは、ピットレーン出口でラインを踏んでた映像がしきりに流れていましたが、結局ラインは越えてないとの判断でおとがめなしになったみたいです。フェラーリが抗議したみたいだけど却下とのこと。

次戦は再来週、アゼルバイジャンです!

2022年第7戦モナコGP結果

順位 ドライバー 所属
1 セルジオ・ペレス レッドブル
2 カルロス・サインツ フェラーリ
3 マックス・フェルスタッペン レッドブル
4 シャルル・ルクレール フェラーリ
5 ジョージ・ラッセル メルセデス
6 ランド・ノリス * マクラーレン
7 フェルナンド・アロンソ アルピーヌ
8 ルイス・ハミルトン メルセデス
9 バルテリ・ボッタス アルファロメオ
10 セバスチャン・ベッテル アストンマーティン
11 ピエール・ガスリー アルファタウリ
12 エステバン・オコン アルピーヌ
13 ダニエル・リカルド マクラーレン
14 ランス・ストロール アストンマーティン
15 ニコラス・ラティフィ ウィリアムズ
16 周冠宇 アルファロメオ
17 角田裕毅 アルファタウリ
NC アレックス・アルボン(DNF) ウィリアムズ
NC ミック・シューマッハ(DNF) ハース
NC ケビン・マグヌッセン(DNF) ハース

* ファステストラップ
NC: Not Classified
DNF: Did Not Finish

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