第11戦オーストリアGP 刺激少なめの71周 優勝はルクレール

第11戦オーストリアGP 刺激少なめの71周 優勝はルクレール

第11戦オーストリアGP 刺激少なめの71周 優勝はルクレール

2022年の7月2戦目はレッドブルのホーム、オーストリアのレッドブルリンクでのレースでした。

今シーズン2度目のスプリントあり。

予選やスプリントでちょっといろいろあったものの、決勝レース自体はそこまで大きな波乱やトラブルもなく。1周が1分ちょっとと短いコースで71ラップでしたが、わりと普通に終了しましたね。

予選ではフェルスタッペンがトップ、スプリントでもフェルスタッペンが勝利しましたが、レースではフェラーリが強かった。

しかしとにかくオレンジ軍団が激しすぎる!笑

ここはオランダか? と思うほどのフェルスタッペンの応援団。オーストリアのこのサーキット、自然に囲まれていてすごく空気がきれいそうなのに、オレンジの煙幕のせいで環境が悪化してそうな気がするんだが。

簡単に振り返ります。

目次

ルクレールが優勝を取り戻す

ルクレールが久しぶり? に優勝。

ここ数戦、マシントラブルや戦略的な不運が重なり満足のいかない結果が続いていたルクレールですが、良かったですね。

レースの終盤はスロットルペダルに異常が起きていたみたいで、怖かったというコメントもありましたが、最後までミスもなくマシントラブルもなく無事に走りきりました。

今回はサインツがマシントラブルでリタイアしてしまっていたので、フェラーリのマシン大丈夫か、と見てる側も思ったと思いますが、最後まで持ってくれたようで良かったです。

チャンピオンを狙うには、このまま継続してフェルスタッペンを追い詰めていかないといけません。

サインツのマシンはコースアウトしてから坂道でなかなか止められなかったようで、火が噴き始めていたのにマシンからの脱出が遅くなっていて少しひやひやしました。マーシャルの人が輪止めで止めてましたね。

サインツはスプリントでは良い走りしていたし、前戦から良い流れで来たかったかと思いますが残念です。マシントラブルだと自分ではどうしようもない状況だけど、自分のミスではないから開き直ることもできそうだし、ツイてないな運ないなっていう気持ちも生まれそう。

アルファタウリが遅すぎる...

アルファタウリ、遅かったですね。

今回、予選で角田くんのアタックラップ直前にガスリーが追い抜いたことで角田くんのウォームアップが妨害されました。

アタックラップ直前で抜くのはマナー違反なのに、別に時間が迫っていたわけでもないのに、しかもチームメイトに対して、そういう行為をするガスリーに対して怒りがある。自分がチームメイトにやられたらガスリーは絶対怒るよね? エンジニアの指示という話もあるけど、でも、どうなの?

良い意味でとれば、今まで自分には脅威を与えない弟分としてしか見ていなかった角田くんを本当にライバル視し始めた、それだけ角田くんが才能・実力を見せ始めた、とも言えるけど、とはいえやり方がきたない。

前戦のこともあるし、ガスリーはもう応援しない。

スプリントでは、ペースの上がらない角田くんに対して後ろにいたガスリーと順位交代も指示されました。前回は遅いガスリーに譲らせようとしなかったのに。

これがファーストドライバーとセカンドドライバーの差か。

この待遇の差を考えると、やはり前回のチャンスをものにできなかったことが悔やまれるね。角田くんが実力でガスリーを抜ける絶好の機会だったところ、逆に評価を落としてしまった形になって残念。

ただまぁ今回のレースは、そういう話もどうでも良いとは言わないがちょっと話にならないほど遅かったですね。

ガスリーは二度のタイムペナルティもあって後退したのもあるけど遅かったし、角田くんも遅かった。残念。マシンが良くないとドライバーにできることは限られてしまうけど、、腐らずがんばってほしい。

ガスリーはスプリントでも決勝でも接触していて、接触多い印象。

マシンがアップデートされないと今後かなり厳しい感じがしますね。

アルボンとの写真を見て癒されよう。

ミック2戦連続入賞!

ミックは今回良かったですね~!

スプリントでは最後にハミルトンに抜かれてしまい9位で惜しくもポイント圏外になってしまいましたが、決勝では6位入賞。

何台かオーバーテイクもしていてすっごく良かったのではないでしょうか。ここから才能が開花するのか?

Driver of the Day も獲得。

ポイントランキングも一気に角田くんを抜いてしまいました。

2022年第11戦オーストリアGP結果

順位 ドライバー 所属
1 シャルル・ルクレール フェラーリ
2 マックス・フェルスタッペン * レッドブル
3 ルイス・ハミルトン メルセデス
4 ジョージ・ラッセル メルセデス
5 エステバン・オコン アルピーヌ
6 ミック・シューマッハ ハース
7 ランド・ノリス マクラーレン
8 ケビン・マグヌッセン ハース
9 ダニエル・リカルド マクラーレン
10 フェルナンド・アロンソ アルピーヌ
11 バルテリ・ボッタス アルファロメオ
12 アレックス・アルボン ウィリアムズ
13 ランス・ストロール アストンマーティン
14 周冠宇 アルファロメオ
15 ピエール・ガスリー アルファタウリ
16 角田裕毅 アルファタウリ
17 セバスチャン・ベッテル アストンマーティン
NC カルロス・サインツ(DNF) フェラーリ
NC ニコラス・ラティフィ(DNF) ウィリアムズ
NC セルジオ・ペレス(DNF) レッドブル

* ファステストラップ
NC: Not Classified
DNF: Did Not Finish

F1を観る方法

F1のレースはDAZNもしくはフジテレビNEXT(スカパー!・ネット配信)で視聴可能です。

いずれも、レースの模様はもちろん、フリー走行、予選、レース前の準備中の映像なども中継されるので、ドライバーのいろんな一面が見られます。

詳細な比較記事はこちらF1を観るには:DAZNとフジテレビNEXT比較

2022年のF1レース観戦記

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