スペイン語オンラインレッスン比較。選び方とおすすめサービス

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スペイン語を始めてもうすぐ2年になりますが、日常会話は不便のない程度に、またスペイン語で大学の授業を聴講してまぁまぁ理解できる程度には上達しました。

この記事では、私がこれまでに活用したスペイン語のオンラインレッスンを各社比較しながら、選び方と合わせて紹介していこうと思います。

目次

オンラインレッスンの選択基準

英会話に続いてスペイン語のオンラインレッスン提供会社もかなり増えてきました。どの会社を選べば良いか迷いますが、スペイン語を学習しながらオンラインレッスンを試してきた私の選択基準は優先順に以下の通りです。

  • 所属する講師の国籍 ※最重要
  • 講師の質
  • 予約・キャンセル時間の規定
  • 料金

所属する講師の国籍

スペイン語を学ぶにあたり、どこのスペイン語を学びたいか? という点はかなり重要だと思います。

スペインのスペイン語と中南米のスペイン語では、

  • 会話のスピードやリズム
  • 発音
  • 使われる語彙、熟語

これらが大きく異なるからです。もっと言えば、中南米の中でも国によって違う。

私は中南米のスペイン語を学んできて現在はそれなりに話せるようになりましたが、スペイン人のナチュラルなスペイン語の聞き取りはけっこー厳しいです(NHKラジオのスペイン語ニュースとか、若者YouTuberのスペイン語とか)。会話の基本はリスニングだと私は思っているんですが(自分が言いたいことを言うだけでは会話にならない)、リスニングの習熟には時間がかかります。

なので、例えば「将来スペインへの留学を検討しているけど、費用的に安いから中南米講師と会話練習する」っていうのは、目的に対してちょっと遠回りになってしまうと思います。誰と話してもスペイン語には変わりないけど、「スペインのスペイン語のリズム」には慣れられません。

会話において、リズムは非常に重要だ、と実感しています。

一方で、文法はどの国のスペイン語でも基本的には変わりません。vosotros 等のように、国によって使う・使わないはありますが。だから文法を学びたい場合に関しては、どの国の講師でも良いかなと。

※と言いつつ...
個人的には、大人が外国語の文法を学ぶのに一番効率的なのは母国語での学習だと思っています。初めてスペイン語を学ぶなら、一通りの文法は日本語で理解したほうが手っ取り早いです。文法を学ぶ目的でのネイティブとのレッスンは、時間とお金がもったいない。

文法学習は本を使っての自習をメインにして、オンラインレッスンを受けるならその文法を使った練習問題を口頭でやる、とかが良いと思います。私はスペイン語の文法は自習&日本人の先生に習いました。

自習用の教材はこちらの記事で紹介中です。スペイン語学習 おすすめ教材(自習用)

とりあえずは、次のうち自分がどれに当てはまるか考えるのが良いと思います。

  1. 将来スペインに行きたい、スペインのスペイン語にこだわってやりたい
  2. 将来中南米に行きたい、中南米のスペイン語をやりたい
  3. 特にこだわりはない、なんとなくスペイン語を始めてみたい
  4. まずはスペイン語の文法を学びたい

1 の場合は、レッスン料が多少高くてもスペイン人講師が多く所属する会社を選んだ方が良いと思います。

2〜4 の場合は、中南米講師をおすすめします。ゆっくりとした聞き取りやすいスペイン語を、スペイン人講師よりも安い価格で教えてもらえます。

ただ 3, 4 の場合は、まずは文法の自習だったりスペイン語の映像・音声を見たり聞いたりすることから始めて、点過去・線過去あたりまで活用を覚えたらオンラインレッスンを検討する感じで良いのではと思います。

講師の質

これは、実際にレッスンを受けてみて自分に合うかどうか、良い先生かどうかを見極めるしかないのですが、どの会社も無料体験レッスンを提供しているので最初はそこで判断します。

会社の中でも講師の質・性格・レッスンの進め方などはさまざまなので、無料体験の先生が良くても他がNG、無料体験がダメでも他の先生はOK、というのもありえます。

私も色々体験しましたが、こればっかりは試してみるしかないんですよね。
とりあえず無料体験で良い経験をした会社に申し込み、1ヶ月やってみて微妙だったら変える、という方針で検討しました。

「DELE対策可能な講師が所属」と打ち出している会社もありますが、これも正直講師によりけりです。試してみないと「自分のやりたい対策」をきっちりやってくれるかは分かりません。

一度、あるサービスで DELE 対策OKの講師を選んで面接対策用のレッスンを受けましたが、DELE 練習問題に掲載されているテーマでフリートーク(しかも一問一答みたいな)をしただけのレッスンで、答え方のポイントなどのアドバイスはもらえませんでした(しかもその練習問題のファイルを講師が開くのに時間がかかり、それだけで2, 3分のロスがあった)。

一方、あるサービスで受けた DELE 対策用レッスンは非常に内容が濃く、練習問題を使って面接パートを一通りシミュレーションしたあと、フィードバックがもらえる(どこがよかった、どこが足りなかった、ここを練習して、等)というレッスンでした。

このあたりのレッスンの質は「DELE 対策OK!」の看板やレッスン料金からは分からないのが難しいところ。やっぱり試すしかないんだなぁという感じです。

予約・キャンセル時間の規定

各社、何時まで予約できるか、何時まで無料キャンセルできるかの規定が異なります。
忙しい方であればできるだけ柔軟なサービスが良いですよね。

ただキャンセルがしやすいとキャンセル癖がついてしまうのでご注意ください(経験済み)。

料金

各社、25分もしくは50分のレッスンを500円〜1,000円前後(25分換算の場合)で提供しています。正直、このくらいの差であれば「料金で選ぶ」というのはあまり意味ないなと感じます。

安くても講師が合わなければコスパが良いとは言えないし、高くても得られるものが多ければ支払う価値があると感じます。ここは講師の質によるので、良い講師のレッスンを多く受けられそうであれば多少高くてもOKとしておいた方がスペイン語力の向上にはつながると思います。

ただ、25分 1,500円以上のところは「相場より高い」と言えるので、しっかり質を追求した方が良いと思います。

個人的に、料金は目安にはなりますがそれだけでサービスの良さは判断できないと考えるようになったので、優先順位としては下のほうです。

オンラインレッスンサービス比較

以下のサービスを比較してみます。クリックするとページ内の紹介文にジャンプします。

このうち私のおすすめを先に書いておくと、

おすすめスペイン語オンラインレッスン
  • 初学者:スパニッシモ、カフェトーク
  • 中級者:DMM英会話、カフェトーク、スパニッシモ
  • DELE 対策:カフェトーク

です。ちなみに私は中南米講師のレッスンを受けていました。

スパニッシモ

スパニッシモ
スパニッシモ
  • 所属講師の国籍は全員グアテマラ
  • 所属講師数は40人以上
  • 英語を話せる講師もいる
  • 文法の独自教材あり
  • 1レッスン50分
  • 50分650円のレッスン価格は最安クラス
  • 無料体験レッスン1回

グアテマラは、中南米の中でもクセのないスペイン語を話します。講師のスペイン語発話スピードは、そう教育されているのかゆっくりめ。初心者が、スペイン語もしくは英語で文法を学べるようにコースを組んでいるように見受けられます。スペイン語が全くできなくて英語が話せる場合は、英語OKの講師を選ぶと会話が全く続かない、全くわからないということはなくなると思います。ただ、スペイン語初学者で、英語もちょっと... という場合は、50分はきついかなー。。結構長いんですよね50分て。

文法学習に関しては「スパニッシモアカデミー」という独自カリキュラム・教材が用意されています。私もこの教材を使っていましたが、文法説明は簡潔にされているし、練習問題も適度に用意されているし、グアテマラやスペイン語の文化的なテーマも設問の中で扱われていて良い教材だなと感じました。文法説明の読み込みや練習問題はすべて予習でやっておいて、レッスンでは練習問題の回答だけを講師にチェックしてもらって進めていくのがおすすめです。文法をスペイン語で説明されてもよくわからないと思うので、予習の段階で、この教材だけではなく日本語の参考書やネット等を使って調べておくのが良いと思います。

あとスパニッシモは講師の数が多いことが特徴。全員グアテマラ人ではありますが、人によって話し方は当然変わるため、いろんな人と話せることがメリットの1つでしょうか。ただ講師の質はバラバラなので、自分にあった講師を見つけることが課題となります。

私は幸い、受講中に良い講師を2, 3人見つけることができ、休みをはさみながら合計8ヶ月ほど利用しました。

スパニッシモ 公式サイトを見る

私がスパニッシモの講師17名のレッスンを受けた結果、おすすめする講師は以下をご覧ください。

スパニッシモおすすめ講師 初級・中級・上級

スパニッシモおすすめ講師 初級・中級・上級

スパニッシモのおすすめ講師を4名紹介します。

スパニッシュオンライン

スパニッシュオンライン
スパニッシュオンライン
  • 所属講師は、グアテマラ18人、スペイン6人、メキシコ2人、ペルー1人
  • 1レッスン25分
  • ポイント制で、講師によって必要ポイント数が異なる。人気講師、スペイン人は高め
  • 文法レッスンは『文法から学べるスペイン語』という書籍を使用
  • 無料体験レッスン2回

無料体験レッスンを2回受けられるので、2人の異なった先生を試せるのが良いですね。講師によって DELE 対策の可否がありますが、DELE 対策可と書かれていても講師によっては内容が微妙なことも...(体験レッスンで経験済み)。

スパニッシモ同様、初心者向けにスペイン語を超ゆっくり話すことには慣れています。

文法説明は、一般に販売されている書籍『文法から学べるスペイン語』を使って行われることになっています。講師も全員この本を持っているようです。
ただ、私もこの本を持っていますが、この本は自習で十分だと思います。文法説明が初学者向けに簡単にまとめられているので、基本的には自分でこれを読んで覚えるというだけです。発音の規則、文法、例文、などなど。CDもついています。だから自習でOK。

※本をベースにより詳しい説明がほしい場合は、スペイン語ではなく日本語で受けた方が良いと思うので、日本語で教えてくれる人を探すほうがおすすめ。もしくは参考書等の練習問題を自習でどんどんやっていって、経験を積みながら文法を習得していくほうが時間の使い方としては有効だと思います。この本を使って、わざわざネイティブの文法レッスンを受ける必要はないだろうというのが個人的な意見です。

私は無料体験レッスンを2回受けてみましたが(1回目はDELE対策、2回目はフリートーク)、両方ともあまり良い体験をせず、本申し込みはしませんでした。

スパニッシュオンライン 公式サイトを見る

ウノドストレス

ウノドストレス
ウノドストレス
  • 所属講師全員がスペイン人
  • 日本語が話せる講師もいる
  • 1レッスン25分、「通常」「DELE」「会話」など複数コースあり
  • 無料体験レッスン1回

コースが細かく分かれているので、自分のペースに合わせながら強化したい分野を伸ばせるのがGOOD。日本語が話せる講師が所属しているので、日本語も使いたい場合には良いと思います。

ウノドストレス 公式サイトを見る

VAMOS(バモス)

VAMOS
VAMOS
  • 所属講師は、日本語のできるスペイン語ネイティブと、スペイン語ネイティブレベルの日本人
  • スペイン語ネイティブの国籍はスペイン、メキシコ、アルゼンチン
  • 1レッスン45分
  • 無料体験レッスン 25分1回

講師全員日本語OKというのは、文法習得の面でも、言い回しのニュアンス確認の面でも、かなり良いですね。
大人が外国語を始める場合、文法は母語で学んだ方が圧倒的に効率が良いと思います。また「日本語でこう言いたいとき、スペイン語ではどう言えばいい?」という質問にも的確に答えてもらえます。

VAMOS(バモス)公式サイトを見る

Paso a Paso(パソアパソ)

パソアパソ
Paso a Paso
  • 所属講師の国籍はアルゼンチン人1人、スペイン人2人
  • 1レッスン50分
  • 通常コースのほか、ビジネスコース、DELE 対策コース、旅行会話コース、キッズコースもあり

講師の人数が少ないので、自分の好きな時間に予約が取れるかどうかがポイントだと思います。ビジネスコースやキッズコースが用意されているところはあまりないので、目的にあっている場合は良いと思います。

Paso a Paso(パソアパソ)公式サイトを見る

DMM英会話

DMM英会話
DMM英会話

DMM は英会話のオンラインレッスンなのですが、スペイン、中南米のスペイン語ネイティブが講師として所属しているため、講師を選んでスペイン語を学ぶことが可能。数ヶ月利用しましたが、私がこれまでお願いした講師は全員快くスペイン語レッスンを受け入れてくれました。

  • 所属講師の国籍はスペイン、中南米諸国多数
  • 時間が合えば毎日レッスン可能
  • DMMの独自英語教材を、スペイン語教材として使うこともできる
  • 1レッスン25分
  • 無料体験レッスン2回
  • 本来英語講師であるため、スペイン語の文法については詳しくない
  • 会話を目的とするならおすすめ
  • 「スペイン語講師」的な話し方をしないので、自然なスペイン語が聞ける(つまりちょっと難しい)

文法をある程度終えた方で、会話の機会がほしいという場合にはすごくおすすめ。格安で毎日話す機会を持つことができます。国籍も多様なので、いろんなスペイン語を学びたいという場合にも最適。会話の場数を踏みたいならDMM英会話一択といっても良い。

詳細はこちらの記事をどうぞ。

DMM英会話でスペイン語会話レッスン【超コスパ良し】特徴とおすすめの理由

DMM英会話でスペイン語会話【超コスパ良し】使うべき理由と合う人・合わない人

DMM英会話を継続受講した経験を踏まえて、DMMの特徴とスペイン語レッスンとして受講した感想、どんな人に向いているかを紹介します。

ただ講師は、スペイン語ネイティブではあるもののスペイン語文法はわからないため、文法に関する質問(動詞の活用、時制など)は基本的にできないと思っていた方が良いです。

私が経験した例で言うと、ある講師との会話中に知らない動詞の活用が出てきて、活用形からは動詞の不定詞(原形)がパッとわからず質問したのですが、infinitivo(不定詞)という単語が講師に通じなかった。結局その場では分からず、あとで検索しながら辞書で調べた、ということがありました(確か接続法の活用で、当時まだよくわかってなかった)。まぁ単語は後から調べれば別にどうってことないのですが、そっかー文法用語は通じないのか、と思いました。まぁ私たちも日本語は話せるけど日本語文法を外国人に説明しろと言われれば無理だし、当然ですね。

というわけで、初学者や、文法説明もちゃんとしてほしい場合にはやっぱりスペイン語講師が良いかなと思います。

DMM英会話は、休みをはさみながら合計5ヶ月ほど利用しました。

DMM英会話 公式サイトを見る

無料で2回体験レッスンが受けられます。

私が受講したスペイン語ネイティブ講師10名については、こちらの記事にまとめました。講師選びの参考にしてみてください。
スペイン語で受講したDMM英会話の講師10名紹介

カフェトーク

カフェトーク
カフェトーク

スペイン語に限らない多様なレッスン提供サイト。講師が話せる言語、出身国、価格などからレッスンを検索して、自分にあったレッスン・講師を見つけて予約ができます。

  • 所属講師の国籍はスペイン、中南米諸国多数
  • 講師が各自の料金・内容・時間帯でレッスンを提供
  • 講師個人がサービス提供者のため、レッスン内容が信頼できることが多い
  • 全体的にレッスン料は高め
  • 最初に15分程度の無料面談・レベルチェックを用意している講師が多い(無料体験レッスンの提供は少なめ)

他のサービスのように会社対生徒ではなく、講師個人対生徒の関係になるので、こちらの希望を十分に組んでレッスンを組み立ててくれます。ほとんどの講師がかなり細かいフィードバックをしてくれます。自分にあった講師を見つけることができれば、モチベーションの維持も含めてすごくスペイン語学習が捗ると思います。

休みをはさみながら、複数の講師に合計20回程度レッスンを受けました。

カフェトーク 公式サイト(スペイン語レッスン一覧)を見る

おすすめ講師とカフェトークの良さについてはこちらの記事にまとめました。

カフェトーク ≪スペイン語オンラインレッスン≫ おすすめ講師

カフェトーク ≪スペイン語オンラインレッスン≫ おすすめ講師

今回は、私が利用してきたスペイン語オンラインレッスン カフェトーク のおすすめ講師をご紹介しようと思います。

まとめ:良し悪しは、体験レッスンを受けて自分で判断!

各社のサービスをまとめてみましたが、やはり自分との相性がどうかというのは試してみないと分かりません。

無料体験レッスンを十分に活用してレッスンを受けつつ、本申し込みをしたいサービスを選ぶのが良いと思います。無料体験レッスンでどれも合わないなーと感じる場合は、レッスンを受けるにはまだ早いか(先にもう少し文法を学んだ方が良いケースなど)、オンラインレッスン自体が合わない可能性もあるかな。ただそれも体験してみないとわからないので、まずは体験してみてください。

1ヶ月単位で休会することもできるので、合わないと思ったら別のサービスに切り替えていけば良いし。こうしてフットワーク軽く動けるのもオンラインレッスンの良いところ。うまく活用して上達を目指しましょう!

こちらの記事も参考にどうぞ。
【スペイン語】DELE A2 を受験したときの勉強法と受験結果

【スペイン語】DELE A2 を受験したときの勉強法と受験結果

今回は、DELE A2 を受験したときにどのような勉強をしていたかを振り返ってまとめてみたいと思います。

ほかにも、スペイン語学習の記事いろいろ書いてます。 スペイン語学習の記事一覧

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