
DMM英会話でスペイン語会話【超コスパ良し】使うべき理由と合う人・合わない人

「スペイン語で人と話すのが緊張する」
「DELE の面接で沈黙なく話せるようになりたい」
「もっと会話の練習をしたい」
そう感じているのであれば、DMM英会話はおすすめです。
オンライン英会話のサービスですが、スペイン語ネイティブの講師が数多く所属しているので、毎日、格安で、スペイン語会話の練習ができます。
私は実際、A2〜B1レベルの頃に会話練習やDELE対策としてDMM英会話を数ヶ月利用しましたが、会話が苦手な私でも場数を踏んだことでスペイン語で話すことに慣れ、スピーキングへの抵抗感がまったくなくなりました。
ただ、スペイン語の専門レッスンではないので人によっては合う・合わないがあります。文法は学べないので初学者の方には不向きですが、こんな方にはおすすめ。
- DELE A2 以上の受験対策として、沈黙なく話せるようになりたい
- 文法は少しずつ覚えてきたから、スピーキング練習を増やしていきたい
- 話すことが苦手だから、とにかく会話に慣れたい
私はこれまで、DMM英会話、スパニッシモ、カフェトークのオンラインレッスンを受けてきました。
その上で今回はDMMをスペイン語レッスンとして使うべき理由、受講した感想などを紹介します。
目次
DMM英会話をスペイン語レッスンとして使うべき理由
ずばりコスパです。
DMM英会話は、スペイン語専門オンラインレッスンと比べて時間あたりのレッスン料が安いです(DMMとスパニッシモの料金比較は後述)。
なので量を求めるのであれば、DMM英会話が圧倒的にお得。
ただ、リアルスペイン語のリスニング量、自分のスピーキング量を増やしたい方に限ります。具体的には A2 レベル前後でスペイン語会話にまず慣れることが重要な方、もしくは B1 以上で楽しくたくさん話したい方向けかなと思います。
量をこなすことは、スペイン語会話にまだ慣れていない段階では重要。会話は場数です。
DMM英会話スペイン語レッスンのメリット・デメリット
DMM英会話のメリット5つ、デメリット1つは以下の通りです。
スペイン語専門のオンラインレッスンと比較するとレッスン料が格安です。
自分の求めるスペイン語を国籍から選べ、さまざまなスペイン語に触れられます。
DMM英会話の教材は、スペイン語で表示してそのまま使うことができます。スペイン語教材をわざわざ自分で用意する必要がありません。
上記が、スペイン語レッスンとしてDMM英会話が良い理由ですが、さらにオンラインレッスン一般として以下の良さがあります。
レッスンは24時間開講なうえ、15分前まで予約OK、30分前までキャンセルOKなど、スケジュール調整が柔軟にできます。
受講者へのメッセージに加えて単語やセンテンスのフィードバックがあるので、復習に役立ちます。
DMM英会話はオンラインレッスンとして普通に使いやすいサービスということですね。
一方で、スペイン語レッスンとして使う場合には以下のデメリットがあります。
講師はスペイン語文法には詳しくありません。そのため、文法が多少わかっている人が会話を練習したい場合に適したレッスンになります。
それぞれ詳しく見ていきます。
格安で毎日レッスンが受けられる
DMM英会話では毎日レッスンを受けることができるんですが、1レッスンあたりの価格がスペイン語専門のオンラインレッスンと比べて圧倒的に安いです。
私が利用していたもう1つのスペイン語オンラインレッスン、スパニッシモのスタンダードプランを例にとって比較するとこんな感じ。
DMM英会話 毎日1レッスンプラン |
スパニッシモ スタンダードプラン |
|
---|---|---|
月額料金 | 6,480円 | 12,100円 |
レッスン時間 | 25分 | 50分 |
レッスン回数 | 毎日 | 12回/月 |
25分あたりの料金 | 209円 | 504円 |
安いです。格安です。基本が英会話サービスだし、大手だからこそ可能な価格ですね。
この価格で毎日スペイン語ネイティブと話せるので、会話練習をしたい方にはめちゃくちゃうれしいサービスなんです。
上記表は毎日1レッスンのプランですが、毎日2レッスン(10,780円)・3レッスン(15,180円)を受けられるプランもあります。
ただ、1日1レッスン(25分)を受ければ十分かなと思います。時間がある人は1日のレッスン数を増やすより、予習・復習を濃密にしたほうが有益だと思います。
DMM英会話には「スタンダードプラン」と「プラスネイティブプラン」がありますが、スペイン語レッスンとして受講する場合はスタンダードプランで OK。プラスネイティブプランは英語ネイティブを選ぶプランです。
※私はスパニッシモもDMM英会話と並行して約1年間利用していました。
さまざまな国籍から講師を選べる
DMM英会話にはスペイン、中南米各国のスペイン語ネイティブ講師が在籍しているので、さまざまな国籍の講師とスペイン語会話の機会を持つことができます。
スペイン語は国によってよく使われる語彙や話すリズムがかなり違ってくるので、国を選ぶのは重要な点だと個人的には思っています。他のオンラインレッスンだと、講師の国籍が限られるケースがどうしても多いんですよね。
DMM英会話は、レッスンの予約画面で国籍から講師を選ぶことができます。
自分がターゲットとする国が決まっていればその国を、特に決まっていなければ話し方がニュートラルと言われるグアテマラを中心に選ぶと良いと思います。
スペイン語レッスンをお願いした講師は皆さん快く OK してくれました。
私が希望した時間帯では、スペイン語講師がいなくて困ることはなかったです。
豊富な英会話教材をスペイン語でも使える
DMM英会話は、レッスン教材が豊富です。
しかもこの教材は、スペイン語など複数の言語で表示できる設定があります。
なので、DMM英会話の教材をそのままスペイン語教材として、写真描写や会話の練習に使えます! DMM教材を使えば、自分でスペイン語教材をわざわざ準備したり講師に送ったりする必要はありません。
DMMの教材であれば、スペイン語レッスンになっても講師は教材に慣れているので、お互い戸惑うことなくレッスンが進められますよー。(もちろん自分で用意した教材を使うのでも OK です)
スケジュール調整が柔軟にできる
DMM英会話は24時間、365日レッスン開講中。講師の空きさえあればいつでもレッスンが受けられます。
また、レッスン予約・キャンセルの時間規定が柔軟なので、急な予定変更や直前予約にも対応しやすいオンラインレッスンです。
レッスン予約の時間規定は次の通り。
突然空き時間ができた! というときにもスペイン語ネイティブ講師が空いていれば、レッスンを受けることができます。
キャンセル規定は次の通り。
なので、30分前までであれば、急な用事が入ったり気分が乗らなかったりした場合にはキャンセルできます。30分を過ぎると欠席扱いになります。
スパニッシモだとレッスン予約は12時間前まで、キャンセルは10時間前まで。スパニッシュオンラインだとレッスン予約は10分前まで、キャンセルは5時間前までです。
レッスン後のフィードバックが丁寧
レッスン後には毎回講師からフィードバックを送ってもらえます。講師によって、英語で送ってくれる場合とスペイン語で送ってくれる場合がありました。
受講者へのメッセージと、レッスンで使われたセンテンス、単語が含まれます。メッセージは短かったり長かったりはありますが、定型文じゃなくて結構個別にちゃんと書いてくれる講師が多くて嬉しい。
たとえばこんなフィードバックをもらったり、
「とても良い出来でした。僕のクラスをまた取ってくれてありがとう。このフレーズの発音を練習しておいてね。
・Preparamos una salsa
・rico sabor
・sopa con papa y pollo」
他にもこんなフィードバックをもらいました。
「写真描写、想像力の使い方がすごく良かったよ。想像力は使い続けていってね。自分の中にある語彙を使い尽くしたり、たくさん文章をつくったりするのに想像力は役立つから。
文章をつくるのに少し時間がかかるときもあるものだけど、そのことが私たちをもっとたくさん学習するようプッシュしてくれるもの。またすぐに会いましょう」
たくさん褒めてくれます。笑 いや、お世辞入ってるとは思ってもうれしいですよね。笑
フィードバックは、うまく復習に使ったりモチベーション維持に役立てたりできます。
デメリット:文法説明は受けられない
さて、ここでデメリットについて。
DMM英会話の講師は「スペイン語講師」ではありません。
スペイン語ネイティブではあるものの、スペイン語の文法などを初学者に説明するのは難しいと思っていたほうが良いです。そのため、最低限の文法は習得していて、会話を中心にレッスンを受けたい人向きのレッスンになります。
私は、DELE A2 を受験するときの面接対策としてDMM英会話を活用したのが最初でした。スペイン語をゼロから始めて半年後くらいです。A2受験レベルであれば有効にレッスンを活用できると思います。
そのときの経験から言うと、少なくとも点過去・線過去の動詞の活用は覚えていないと、レッスン時間を有効活用するのは難しいかなと思います。。
未来のことは ir a 〜 で言えますが、過去が使えないと話せることがかなり限られてくるんですよね。たとえば週末何したの〜? って聞かれても答えられない。スペインの講師と話すのであれば、現在完了も必要かもしれません。
なので、過去表現をまだ覚えてない場合は先に最低限の活用を習得するほうがおすすめ。そのあとDMMを使ったほうが、レッスン時間は有意義なものになると思います。
過去・現在・未来をなんとなくでも表現できれば、楽しんでレッスンを受けられると思います。活用は多少間違えても文脈があれば基本通じるので、そこまで心配する必要はありません。
数ヶ月間DMM英会話を受講した感想
私はスペイン語学習を始めて半年後、DELE A2の面接対策として初めてDMM英会話を使いました。使ってよかったです。
- 長時間の会話に慣れ、スピーキングの抵抗感がなくなった
- スペイン語を話すことが楽しくなった
- ¿Cómo estás? への切り返しがうまくなった
当時はネイティブと長い時間話す機会がほとんどなかったので、とりあえず「長時間の会話に慣れる」ことが最初の目標でした。内気で根暗なので会話は苦手でしたが、毎日とにかく話したことでスピーキングへの抵抗感がほんとになくなりました。笑
DELE A2の受験前はDMMとカフェトークでレッスンを受けて、面接のスコアは満点という結果に(採点がゆるかったのかな。笑)。
講師も良い講師ばかりです。進め方や話し方のテンションは講師それぞれですが、レッスン進行力は高いと感じます。
また、DMMで毎日レッスンを受けてみてやっぱり量は大事だなと思いました。質も大事ですが、会話に関しては最初はやっぱり慣れるための量が絶対的に必要ですね。
DMMを始めると、毎日25分話すことでとりあえず口の筋肉がスペイン語を話すことに慣れてきます。慣れてきたらスペイン語がどんどん口から出てくるようになって、どんどん楽しくなります。
慣れてくると ¿Cómo estás? だって自然に言えるし、聞かれたときの返しもうまくなっていきます。
余談ですが個人的には最初のうちは ¿Cómo estás? を相手より先に、自分からすかさず言うのがポイントだと思う。それに対する相手の返しを自分の中でストックしていくと、会話の切り出し方や発展させるコツがだんだんわかってきます。
DMM英会話では、毎日のレッスン終了後に翌日の予約をします。私の場合は希望時間にスペイン語講師が一人もいないケースはありませんでした。
DELEの受験後は他のオンラインレッスンと並行しながら利用して、DMM英会話は合計数ヶ月使いました。今もときどき使っています。自分の目的に合わせて、期間を決めて使っていくのも効果的だと思います。
DMM英会話が合う人・合わない人
DMM英会話の特徴・メリット・デメリットを考え合わせると、合う人・合わない人は次のように分けられると思います。
- DELE A2 以上の受験対策として、話すことに慣れたい
- 文法は少しずつ覚えてきたから、会話の場数を踏みたい
- 毎日スペイン語を話したい
- いろんな国籍のスペイン語に触れてみたい
- 都合上、直前予約やキャンセルをする必要がある
- 点過去・線過去(・現在完了)の活用をまだ覚えていない
- 文法の説明をしてほしい
と言いつつ、DMM英会話が合うか合わないか、一番シンプルな判断方法は無料体験レッスンを実際に受けてみることですかね。
私も体験してみて、良いなと思ったので継続しました。実際にレッスンを受けて自分で判断するのが、一番早くて確実だと思います。
まだ会話に慣れていない段階でも、レッスンを受けてみて会話できそうだな、意味ありそうだなと思ったら、続けてみると良いんじゃないかなと思います。
DMM英会話でスペイン語レッスンを受講するときの流れ
DMM英会話でのスペイン語レッスンは、次のような流れで受講します。
※まだ体験レッスンを試していない方は、上記リンクから無料体験の申し込みができます。
2講師を検索してレッスンを予約
「予約・講師検索」から、日時と講師の国籍、希望条件を設定して検索。講師の空きスケジュールを見て予約します。スマホからでも予約できます。
3予約画面で希望を入力
予約画面では、レッスン内容や自己紹介の有無を選択。フリー入力欄があるので、「スペイン語で話したい」とここで入力しておくとレッスンで話す手間が省けますし、ドギマギしません。
私はシンプルに ¿Podríamos hablar en español? などのように入力します。どんな言い方でも伝われば良いと思います。
4予約時間までにレッスンページに入る
レッスンの予約時間までに、DMM英会話のトップページから「レッスンページに入る」ボタンを押してレッスンページに入ります。レッスンは、DMM英会話の独自システムを使って行われます。予約時間になったら「レッスン開始」ボタンをクリックすると、レッスンが始まります。
DMM英会話サポートページより |
以前はSkypeでレッスンが行われていましたが、現在は独自システムになっているので、Skypeの登録・ダウンロードは不要です。
レッスンが始まったら、25分間レッスンを楽しみましょう!
レッスン後、講師からフィードバックが送られてきて終了です。
レッスンに必要なものは PC、ウェブカメラ、イヤホン、マイク、インターネット環境です。スマホからも受講可能ですが、やりにくいのでおすすめしません。
まとめ:スペイン語の会話練習、場数を踏むならDMMで。
最後に改めてDMM英会話の特徴とメリットをまとめると、
- 毎日レッスンが受けられて、格安の月額料金
- さまざまな国籍から講師を選べる
- DMM教材をスペイン語で使える
- 予約・キャンセルの時間規定が柔軟
- レッスン後のフィードバックが丁寧
圧倒的なコストパフォーマンスで、スペイン語の会話練習ができます。
特に、DELE A2 の受験対策として話すことに慣れたい場合は、すごく良い機会になりますよ。
自分に合うか合わないか、迷う場合は一度体験してから決めると良いと思います。
スペイン語で受講したDMM英会話の講師10名紹介
スペイン語の会話練習として活用していたDMM英会話。実際に受講したスペイン語ネイティブ講師10名のレッスンの雰囲気と感想をご紹介します。

スペイン語オンラインレッスン比較。選び方とおすすめサービス
スペイン語を始めてもうすぐ2年になりますが、日常会話は不便のない程度に、またスペイン語で大学の授業を聴講してまぁまぁ理解できる程度には上達しました。 この記事では、私がこれまでに活用したスペイン語のオンラインレッスンを各社比較しながら、選び方と合わせて紹介していこうと思います。