ラバーゼのボウルと角バットの使い方。使い勝手は極上でした

ラバーゼのボウルと角バットの使い方。使い勝手は極上でした

ラバーゼのボウル・角バットのセットを購入して1年以上が経ちました。

ボウル、ざる、浅ざる、プレート、角バット×2、角ざる、角プレートの計8点セットです。

調理道具はこれまで100均やニトリのものを使うことが多かったのですが、『有元葉子の道具選び』や『ちゃんと食べてる?』などの有元さんの本をたくさん読むうちに影響を受け、ラバーゼのセットを思い切って購入してしまいました。

関連記事:有元葉子さんのおすすめ本

これら8点、日々の料理でとても活用しています。

食洗機で洗える点がとってもありがたいです。

今回は、この8点セットを買った決め手と、我が家での使い方、使い勝手を紹介します。

ラバーゼのボウル・角バット8点セット
Amazon で見る  楽天市場で見る

目次

ラバーゼのボウル・角バット8点セットを買った決め手

ラバーゼのボウルや角バットは以前から使ってみたいなぁと思っていましたが、単品ではなくこの8点セットにした決め手は、単品だとどれが良いか選べなかったこと。

そしてセットなら多少の割引があったからです。

1点1点がそれなりの金額なので全部買うと高くなりますが、セットだと少し割引されます。

単品ごとの公式価格

商品 公式価格
ボウル(中) ¥3,190
ざる(中) ¥3,630
浅ざる(中) ¥3,080
プレート(中) ¥1,980
角バット ×2 ¥3,850 ×2
角ざる ¥2,420
角プレート ¥2,750
合計 ¥24,750

※価格はラバーゼ公式サイトより

単品合計だと¥24,750のところ、Amazon のセット価格だと¥23,100
(2022年4月現在。私が購入した2020年9月当時も同価格だったので、基本変わらないと思われます)

¥1,650 お得です。

合計金額からするとそこまで大きな割引ではないかもしれませんが、どれが必要かな、どれを買おうかな、と迷い始めると答えも出ないし、割引もあるしどうせなら一気に買ってしまおう! ということで購入しました。

結婚したときからずっと100均とニトリだったので、まぁ良いですよね。

高品質で使い心地としては申し分なく、次のような方におすすめです。

ラバーゼのボウル・角バットセットはこんな方におすすめ
  • 良い調理道具を一式揃えたい
  • ラバーゼのボウルや角バットを使ってみたいが、どれを買えば良いか迷う
  • 蓋つき、ざるつきのボウルやバットがほしい

ラバーゼのボウルセットの使い方

このセットで届くボウル・ざる・浅ざる・プレートは中サイズです。

直径21cmで、一般的によく使われているボウルの大きさと考えて良いと思います。

お米を研ぐ

日々、お米を研ぐのにボウルとざるを使っています。

ざるの目が細かいので、お米が目にハマったりしないのが良いところ。これまでは100均のボウルとざるを使っていて、ざるによくお米が挟まってました。

ラバーゼのボウルとざるで米研ぎ

細かいざるの目。

細かいざるの目

ざるには足がついていて、ボウルの縁に掛けるとしっかり水切りができます。

米の水切り

ボウルの底の足。

ラバーゼのボウルの底の足

だしをこす

平日の夕食のスープ用に、1週間に1、2回くらい野菜のだし(スープストック)を取っています。

とった野菜のだしをこすときに、ボウルと浅ざるを使います。

ラバーゼのボウルと浅ざる

だしは、鍋に野菜と水を入れて煮出します。その後、ボウルと浅ざるにキッチンペーパーを重ねて、こしていきます。

野菜だしを浅ざるでこす

だしをこしたあと、ボウルから直接小分け用の容器に流し入れることができます。

ボウルの縁は巻き込みがなく、液体を注ぐときに驚くほど液だれしません。この点はとても便利で、気持ちよく使えます。

野菜だしの取り方は、こちらの記事でくわしく紹介しています。

夜食スープに使える野菜だしの取り方と、毎日のスープづくり

夜食スープに使える野菜だしの取り方と、毎日のスープづくり

ここ1年ほど、平日の夕食はスープ+白いご飯、もしくはスープのみという生活を続けています。そこで始めたのが、野菜のだし(ブイヨン、スープストック)を取ることでした。

レタス・葉っぱ類を冷蔵庫で保存する

ボウルにざるを重ね、洗ったレタスを入れてプレートで蓋をして冷蔵庫に入れておくと、野菜がしゃきっとします。

レタスをボウルに入れる

しゃきっとしたまま長持ちするので、すごく良いです。

ラップではなく金属のプレートで蓋をしているので、冷蔵庫に入れると中がキンキンに冷えてしゃきっと保存できるんだと思います。

この状態で冷蔵庫に入れます。プレートの上に物を置けるのも◎。

レタスをボウルに入れる

野菜を水に浸けておく

有元さんの本では、ほうれん草や小松菜などの青菜は茹でる前に水に浸けておくことが推奨されています。

水に浸けるのは本当ならボウル大サイズが合うと思うのですが、この中サイズでも浸けられます。

ほうれん草をボウルに張った水に漬ける

上の写真よりもっとしっかり浸けたいのであれば大サイズの方が良いと思いますが、大サイズはかなり大きいので、大家族とかでなければ中サイズで良いんじゃないかなと思います。

肉だねを練る

ラバーゼのボウルは底がちょっと深めです。

またステンレスの重さもあるので安定していて、ハンバーグや餃子の肉だねを練りやすいです。プラスチックに比べて断然使いやすいですね。

ハンバーグの肉だねとボウル

ボウルセットのサイズ感・使い勝手

ボウルセット4点のうち、一番よく使うのはやはりボウルです。

この中サイズは何にでも使いやすい大きさで、上で紹介した以外でもほぼ毎日何かしらで使っていると思います。

小松菜の胡麻和え
小松菜の胡麻和え

ボウルの縁の巻き込みがない点は、水がたまらなくて清潔だし全く液だれしないので、質としてはかなり高いです。

ボウルの縁
ボウルの縁

ボウルの次によく使うのは、ざる、プレート、浅ざるの順。

茹でた青菜の水切りに。水切りには角バット・角ざるを使うこともあります。

茹でた青菜の水切り

プレートが意外に使えて、ボウルの蓋としても便利だし、野菜などを切った後の一時置き場としても重宝しています。丸プレートと角プレートで2枚分使える感じです。

茹でたほうれん草をとりあえずプレートに置いている
茹でて水にさらしたほうれん草をとりあえずプレートに置いている。青菜はほんとは角プレートの方が置きやすい

浅ざるはだしをこすときくらいしか使っていないのですが、だしをこすときには必須なのでないと困るものになります。

4点とも、セットで買ってよかったなと思えるものでした。

小・大サイズは今のところ持っていませんが、小サイズは今後購入予定です。卵をとくときやちょっとした野菜を洗ったり保存したりするのに便利そう。

大サイズは以前百貨店で実物を見たのですが、相当大きかったのでおそらくうちでは使わないなと思いました。

ボウルの4点セットもあります。

ラバーゼの角バットセットの使い方

角バット・角ざる・角プレートはワンサイズのみです。

角バットの底面は約 25cm × 20cm、深さは4.3cm です。

この8点セットには、角バットが2つ、角ざると角プレートが1つずつ入っています。

粉付けなどの下処理、一時置きに

お肉に片栗粉をつけたり、唐揚げの衣をつけたりするときに使っています。

有元さん流生姜焼きの下準備
生姜焼きの下準備
なすの豚バラ巻き
なすの豚バラ巻き
コロッケ
コロッケ

バット、プレートの両方が使えます。

プレートは壁がないので、唐揚げの衣づけにはバットの方が便利でした。

唐揚げの衣づけ
唐揚げの衣づけ。片側で粉をつけ、もう片側に置いていく。上の画像で鶏もも肉1枚分

揚げ物の油切りに

揚げ物を揚げたあと、角バットに角ざるを重ねて油を切ります。

唐揚げの油切り
唐揚げの油切り。鶏もも肉1枚分。2枚分は入りそう

セットには角バットが2つ入っているので、下処理で1つ、油切りで1つ使えるのでとっても便利。

唐揚げの油切り

油で汚れた角バット・角ざるの洗い物は食洗機にお任せしてます。

茹でた青菜の水切りに

茹でた青菜の水切りにも使っています。

広げておくと、茹でた野菜もすぐに冷ますことができます。

ボウル・ざるを使うときもありますが、たくさん茹でるときはこっち。

お肉の保存に(マリネにしたり、塩を振って)

鶏肉は、有元さんの本にあるように使う前日に塩を振って冷蔵庫に一晩おいていますが、その際の保存用に使っています。

鶏肉に塩を振って角バットで一晩保存

角バットに鶏肉を入れてプレートで蓋をして保存。とても冷えますし、プレートで蓋をして冷蔵庫に入れると、その上にも物を置けるのが地味にうれしいです。

オリーブオイルとハーブで鶏肉をマリネするときにも使います。

あさりの砂抜き

あさりやしじみの砂抜きにも使いやすいです。

ボウルだと、あさりの位置によって水没するあさりや水にあまり浸からないあさりが出てしまいますが、この角バットなら平面なので均一にあさりを水に浸けられます。深さもぴったり。

蓋にはプレートが使えるので、超便利です。

これはしじみ。

ラバーゼの角バットと角ざるで砂抜き

手作り餃子の冷凍

餃子を手作りして冷凍するときは、角ざるの上にのせると便利です。バットやトレーだと、餃子をそのままのせるとくっついてしまうのでラップが必要ですが、角ざるであればラップ不要でOK。

冷凍後の餃子

くわしくはこちらの記事を参照ください。

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角バットセットのサイズ感・使い勝手

角バットセットのサイズ感としては、3〜4人分くらいの分量の調理を想定している感じがします。

我が家は夫婦2人暮らしですが、ちょっと大きいなと感じることが多いですね。

角バット・角プレートは下処理をするにはちょうど良いサイズですが、揚げ物の油切りや青菜の水切りに関してはスペースが余ります。

4人以上の家族の方や、作り置きで多めに作る方に最も適したサイズだと思います。

角バットはボウルと同様に縁に巻き込みがないので、水が縁に入り込んでたまったりしません。角ざるも、金網に支えのワイヤーが一切ないので汚れが挟まったりせず、気持ちよく使えます。

ラバーゼの角ざる

類似品は網の底に支えのワイヤーがついていることが多いので、そこが違いかなと思います。

ボウルのざるとは反対に、角ざるの網目は粗め。油がよく切れるようになっています。

角バットと角ざるは、重ねると微妙な隙間ができるようになっていて、ざるだけ持ち上げたいときも楽にできます。

そのままオーブンに入れることもできるので、お菓子作りの型としても使えるようです。

角プレートは、ボウルの丸プレートと同様にやっぱり使えます。下処理、一時置きなどに1枚あると調理がはかどります。

角バットの4点セットは取り扱いがないようです。

2点セット、3点セットは、楽天市場に出ています。

ラバーゼ 角バットセット(楽天市場)

ラバーゼのボウル・角バット全体の使い勝手・注意点

ボウル・角バット全体の特徴としては、18-8 ステンレスで厚みがあり、やや重量感があります。

ボウルは板厚0.8mmで一般的なボウルの約2倍とのこと。角バットの板厚は1.0mmです。

私のように100均やニトリのプラスチックボウルを使っていた人は「重っ」と感じるかもしれません。

そのぶんフラフラしないというか安定感があり、簡単に倒れたりしないので安心して使えます。特にお米を研いだり肉だねを練るときには、この重量感は使いやすいですね。

ただ、片手で持ち上げるにはちょっと重いです。

これまでボウル類はシンク下の引き出しに収納していたのですが、ラバーゼのボウル類をここにしまうと上から片手で取り出すのがすごく重く感じ、ここに収納するのは無理だと思いました。

なのでラバーゼのボウル・角バット類は、横からさっと取り出せる場所に収納しています。

ラバーゼのボウルセットの収納ラック

セットで買うと場所も取るので、購入前に収納場所を検討しておくと良いと思います。

まとめ:良い調理道具は気分が上がる

ラバーゼ製品は、これまで 鉄フライパン → ボウル・角バットセット → 水切りかご と購入して使ってきましたが、やはりどれも有元さんのこだわりが感じられます。

高価だけど、高品質でやっぱり使いやすい。

写真で見るだけだと伝わりにくい部分もあるかもしれませんが、使ってみると質の高さや便利さが実感できます。

それだけでなく、美しい。美しい品物は、使っていて気持ちが良いです。

購入したラバーゼ製品は、どれも後悔がありません。

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