宇津木式は老けるのか？肌断食３年目での実感

暮らし #宇津木式スキンケア

宇津木式スキンケアを始めて３年半になりました。

このブログでも何度か宇津木式の実践記を書いているんですが、最近「宇津木式　老ける」というキーワードでの訪問が多いようなんです。。

なので今回は、

宇津木式（肌断食）を実践すると老けるのか？

ということについて、宇津木式を続けてきた私の経験談をまとめてみたいと思います。

私の実感としては、

１年目：
肌がガサガサしてシワが目立ち、老けたように感じる瞬間はあった

２年目：
乾燥がおさまって肌が落ち着き、シワの目立ちは消えた

３年目：
肌トラブルは全くなく、肌断食のせいで老けたという実感もない

こんな感じです。

宇津木式を行うことで「肌が若返る」みたいなことは言えません。アンチエイジング的な効果や、自分のもともとの肌質以上の美肌化を期待するのは難しいです。

でも肌断食の結果、

年齢相応の肌
トラブルなし
肌の悩みなし

という現状は、かなりハッピーです。

こちらの画像は、宇津木式３年目の現在の肌画像（加工なし・自然光・37歳）です。

くすみ、シミ、ニキビ跡、色ムラはありますが、質感は滑らかで、宇津木式を始める前に悩んでいた赤みや炎症はなくなりました。乾燥もほとんどありません。

この記事では、

宇津木式スキンケア（肌断食）が老けると言われる理由
ガサガサの肌状態が改善するまでの期間
つらかった時期をどう乗り越えたか

についてまとめました。

私が宇津木式スキンケアで使用している製品は以下の記事でまとめているので、こちらもよければ参考にしてください。

宇津木式スキンケアが老けると言われる理由

宇津木式スキンケアなどの肌断食が老けると言われてしまうことについて、考えられる原因は２つあると思います。

化粧水・乳液を使わないことにより肌の乾燥が強くなり、シワが目立つ？
日焼け止めを控えることにより肌が紫外線の影響を受けやすくなり、シミ・シワ・たるみが増える？

それぞれ、宇津木式を実践して実際にどう感じたかをまとめました。

化粧水・乳液を使わないことにより肌の乾燥が強くなり、シワが目立つ？

宇津木式スキンケアを行うと肌が乾燥してシワが目立つ（＝老ける）のでは？という点については、確かにそう感じる時期はあったが、今は老けたとは感じないというのが感想です。

もちろん若返ってるわけではないですが、年齢相応だなという感じ。

宇津木式・肌断食を始めると、化粧水や乳液をやめることで誰もが強い乾燥を感じることになると思います。

私の場合、つらかったのは宇津木式を始めてから２ヶ月ほどの期間と、１年目の冬でした。本当に乾燥がひどくて、このまま続けていて大丈夫だろうか、、、と毎日思いながらも続けていた感じです。

その時期は、乾燥でカサカサするというよりガサガサ・ザラザラするという感じで、これが自分の肌とは思いたくないようなひどい質感の肌でした。過去最悪レベルに悪かったです。

その頃のガサガサ肌を思い返すと、目元や頬のシワなども目立っていたと思いますし、確かに「老けた」と言えると思います。

これは否定できない。

ただ、私の場合は１年目の冬を乗り越えて２年目に入ってから、肌の状態は良くなり、目立っていたシワも乾燥がおさまるにつれて徐々に気にならなくなっていきました。

ガサガサしていた肌も、しだいにカサカサ、サラサラという質感に変わっていきました。

２年目は冬でもたいして乾燥を感じることなく快適に過ごすことができ、だいぶ肌が強くなったな〜というのが実感としてあります。
関連記事：宇津木式スキンケア２年目を終えて。この１年の肌状態や、変えたことなど

３年目の現在、もちろん年齢相応のシワはありますが、宇津木式を実践したことでシワが増えて老けたというような実感はありません。

まとめると、

肌断食の開始直後は、確かに老けて見えるかも
乾燥がおさまれば、シワは目立たなくなる
→ 老け見えはしない

私の結論は、こんな感じです。

肌質は人によって違うと思うので万人がそうだとは言えませんが、元々の肌質が良いとは言えない私でも、１年続けたら肌は落ち着きました。

肌が紫外線の影響を受けやすくなり、シミ・シワが増える？

もう１つの老けると言われる原因としては、紫外線の影響が考えられると思います。

宇津木式スキンケアでは、日焼け止めの使用はできるだけ控えることとされています。15分以内の外出であれば、日焼け止めではなく日傘や帽子などで紫外線を防ぐのが推奨。
（紫外線の量よりも日焼け止めの方が肌に悪いとされているため）

私も宇津木式スキンケアを始めてから、日焼け止めを塗る頻度は少し減りました。

これまでは外に出るときには必ず日焼け止めを塗るようにしていましたが、スーパーに行くときやゴミ出しなど15分以内の外出であれば日焼け止めは塗らずに帽子＋マスク＋日傘で出かけるようになりました。

それ以上の外出は、季節に関わらずこれまで通り日焼け止め（＋メイク）をしています。

今のところ、この方法の悪影響は特に感じておらず、シミやシワが増えた実感は今のところありません。

宇津木式を始める前からあるシミやニキビ跡は引き続き存在していますが、宇津木式を始めて３年で急に増えたとか、そういうことはない。

なので今のところ、このやり方を続けていこうと考えています。

ただ、紫外線に関しては時間が経ってから影響が出そうだというのもありますし、数年後、十年後にシミやシワ、たるみが一気に来るのでは、、、という恐怖を持ってはいます。。。

が、実際今のところ影響は出ていない、短時間なら日焼け止めを塗らなくて良い、という開き直りが私の場合は精神的にすごく良い方向に作用していて、日々ストレスなく過ごせています。

気をつけているのは、15分以上の外出であればしっかり日焼け止めを塗ることと、日焼け止めを塗らない場合は帽子や日傘をちゃんと使うこと。

それから、日焼け止めを塗るかどうか悩むときは塗ると決めています。

15分以内の外出予定だけど、日差しがめちゃくちゃ強いから塗らないと不安...でも15分以内だし、どうしよう... みたいなときは、塗ります。

日焼け止めを塗るかどうか迷ったり、塗らなかったことをあとで後悔したりすると、もやもやとしたストレスがたまります。

塗るときはしっかり塗る、塗らなくて良いときは塗らない、迷ったら塗る、と自分の中で決めてからは、紫外線や日焼け止めに関するストレスはほぼなくなりました。

ただ紫外線に関しては、私もまだ３年半の経験しかなく、今のところ大丈夫そうというだけなので、まぁ不安がまったくないわけではないし、日焼けしやすい人・しにくい人、シミ・シワになりやすい人・なりにくい人というのがあると思うので、正直なんとも言えない感じではあります。。

なので日焼け止めに関しては、紫外線吸収剤不使用のものを選ぶなどして気をつければ、外出時間に関わらずに常に塗るというのも個人的にはありだと思っています。

もちろん、肌断食的には日焼け止めは塗らないに越したことはないのですが、塗らない不安やストレスが大きすぎるのであれば、常に塗ることにした方が全然良いと思うんですよね。肌断食は、ある意味精神との戦いでもあるので...。

ちなみに私は日焼け止めはオルビスのフリーエンスを使っています。

関連記事：宇津木式スキンケアで使用中のワセリン・日焼け止め・化粧品

肌断食で「老ける」を乗り越えて肌が改善するまでの期間は？

１年続けてみてはどうでしょう

私の場合、宇津木式での肌断食を始めてから肌状態が改善するまで１年かかりました。

１年経つ間にも良くなったり悪くなったりという多少の変化はありましたが、安定して改善したと言えるまでに１年かかったという感じ。

なので、宇津木式を始めたけれど乾燥がひどくて続けるかどうか迷っている、老けた感じがする、という人に対しては、私の経験からは「１年続けてみてはどうでしょう」とお伝えしたいと思います。

私も１年はほんとにつらかった。でも、２年目からは楽になり、３年目の今は宇津木式をやってきてよかった、、と心から思えます。

一時は泣きたくなるほど乾燥していましたが、宇津木先生の言う通り最終的には解消されました。恐るべし肌の力。アラフォーなのに。

肌断食に関してはまずは１ヶ月〜数ヶ月試してみるというケースも多いと思いますが、私の場合は数ヶ月では「ただただつらいだけで終わる」結果になっていたと思います。

私はコロナ禍に宇津木式を始めたので、コロナ禍・ステイホーム・マスク生活が良い方向に作用したのは間違いありません。

つらい時期の乗り越え方

とはいえ、乾燥中のガサガサ肌はつらいですよね。

私も今では化粧水なしで普通に過ごせるようになりましたが、１年目はとにかくつらかったです。

ここでは、つらい時期の乗り越え方として、私が１年目にやっていたことを２つ紹介します。

乾燥を感じる都度、ワセリンを薄くつける

私は乾燥で顔がひりひりするようなときは、その都度ワセリンを薄くつけるようにしていました。

ワセリンのつけすぎは NG なのですが、一度に多めに塗るのではなく、乾燥を感じる都度、ごく少量をのせる感じです。かなりつらかった１年目の冬は、このようにしてこまめに塗っていました。

宇津木先生の本にあるように、手のひらでよーく伸ばしてから顔を押さえるように塗布します。

このやり方であれば、ワセリンのつけすぎによるニキビ発生などは起きませんでした。

重要な日の前日・当日だけ、化粧水を使う

久しぶりに会う女友達と食事に行くときなど、重要な日の前日・当日だけ、化粧水・乳液を使うということもしていました。

マスクをしていればガサガサ肌も隠せるのですが、食事に行くときはマスクを外すし、こんな肌で綺麗な友達と一緒にいるのは恥ずかしい、、どう見られるかが気になる、、肌ガサガサだとメイクものらないし、、、つらい。

みたいなときって、どうしてもあるんですよね。。
（職場の人にはどう見られても構わないが、女友達にどう見られるかは気になる）

なのでそういうときは前日・当日だけ、化粧水・乳液を使っていました。そうすると一時的に、友達に見られても一応大丈夫くらいな感じには回復します。

経験上、２日程度なら化粧水を使っても「これまで我慢してきたことが台無しに」みたいなことにはなりません。

重要な日を終えたら、また化粧水なしでワセリンだけのケアに戻していました。

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どうしてもつらかったら、やめたって良い

でも、肌が落ち着くまで１年もなんて、長いですよね。１ヶ月だってこんな乾燥を我慢してられないっていう人もいると思います。

なので、どうしてもつらくなったら、やめたくなったら、休止して化粧水・乳液に戻ってみても良いと思います。

肌断食を始めると、初期は本当にメンタルに来るんですよね。ひどい肌状態で日々を過ごさないといけないし、改善が見られないと結構打ちのめされます。

無理して続けても、ストレスが溜まったり精神的な悪影響が大きくなりすぎるのは元も子もないと思うので、自分の気持ちを大切にして続けるかどうかの判断をしていくことも必要だと思います。

肌断食は、あくまで選択肢の１つです。

続けたい、けどつらい、という場合は、上で書いたように乾燥時にこまめにワセリンを使ったり、緊急時のみ化粧水を使うなどして、無理せず続けてみてください。

まとめ：肌断食＝老けるではない

宇津木式スキンケア（肌断食）は老けるのか？の答えとして、最初に書いた通り私の結論は「No」です。

肌断食を始めてすぐの頃は、たしかに乾燥によって老けて見える瞬間はあったと思います。

でも１年ほど続けてからは肌状態は非常に良くなり、今では化粧水なしでほとんどトラブルなく過ごせるようになりました。

（たまにニキビができるのですが、これは昔からで、私の場合は食べ物やヘアカラー剤が影響している可能性が高いです。ニキビ対策として、ニキビができる箇所のみオードムーゲを使っています）

とはいえ、一時的な乾燥や老け見えがつらい、続けるかどうか悩む、という方もいると思います。

そういうときは無理せず、ストレスをためこみすぎないでほしいなと思います。

繰り返しになりますが、肌断食は選択肢の１つです。

つらかったら休止したって良いし、私のように緊急時だけ化粧水を使うのもありだと思います。

自分の気持ちを大切に、無理しないのが一番です。

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