スペイン語の L と R の発音の違い【できなくても困らない】

スペイン語の L と R の発音の違い【できなくても困らない】

スペイン語の L と R の発音の違い【できなくても困らない】

今回は、スペイン語の L と R の発音の違いについてまとめます。

スペイン語の発音は英語に比べると難しくありませんが、ただ1つ問題になりやすいのが L と R の発音の違いだと思います。

この記事では、スペイン語圏で暮らすなかで感じたL と R のわかりやすい発音方法と、正直使い分けできなくても問題なかった、ということについて紹介していきたいと思います。

目次

スペイン語の L と R の発音方法

L と R を発音するときには、次の点を意識すれば伝わります。

L:舌を上の前歯の裏につけて、ラ行を発音する
R:日本語のラ行と同じで OK

特に難しいことは考えずに、これだけで大丈夫です。

R は日本語のラ行で良いので、練習するとしたら L のほうですね。

L のほうは、上記のように自分で発音したりネイティブの発音を聞いてみると、日本語のラ行よりももっと弱い音として聞こえることが多いです。

曖昧なラ行という感じです。

この曖昧さが伝わりやすさとしてはわりと大事なポイントだと思う。

上記の通り舌を上の前歯の裏につけて発音すれば、曖昧なラ行になります。

注意するのは、L で終わる単語

L と R の発音で特に注意すべきだと私が思うのは、L で終わる単語です。

  • sal(塩)
  • mal(悪い)
  • árbol(木)
  • abril(4月)
  • temporal(仮の)
  • ágil(軽快な)
  • piel(皮膚)
  • canal(チャンネル、運河) など

これらの L で終わる単語の最後を日本語のラ行の感覚で「ル」と発音してしまうと、本来の音とは特に違ってしまいます。

最後の L は、日本人の耳からするとほとんど発音していないんじゃないかと思われるような音です。

発音するときは、舌を上の前歯の裏につけて軽く「ル」という感じ。

sal の聞こえ方としては「サル」よりも「サゥ」に近いように思えます。
※実際には「ル」でも「ゥ」でもないですが

最後の L は、少なくとも日本人にとっては明瞭な音じゃないので、この発音で伝わるのか不安になるのですが、全く問題なく伝わります。

「サル」や「マル」のように日本語の「ル」の音にしてしまうと、聞き返されるかもしれません。

L と R の発音の違いは、これだけ気をつければ OK だと思います。

使い分けできなくても、実際には困らない

L と R の違いでよく言われるのは、pero(でも)と pelo(髪)のように全く意味が違う単語があるから発音には気をつけましょう、ということですが。

実際には、私はスペイン語圏で暮らしている間に L と R の発音が厳密にはできなくても、会話が通じなかったり困ったりしたことはありませんでした。

会話には文脈があるので、ネイティブには普通に伝わります。

(語学学校でスペイン語を学んでいる他の外国人には伝わらないこともあるかもしれません)

pero と pelo の一語を単体で発音したら、ネイティブにはどっちがどっちかわからないと言われる可能性はあります。

でも実際の会話ではそういうテストをしない限りそんなことは起こらないので、会話のなかで pelo を pero と発音したとしても、言いたいことは高い確率で伝わると思います。

何が言いたいかというと、

L と R の違いはそこまで気にせず、どんどんしゃべろう。

ということです。

会話している人たちのイラスト

L と R の発音の違いは理論的にこう、と言われて練習しても、会話の中で滑らかに発音するのは難しいんですよね。

一語だけの発音ならできても、会話の中で自然に発音できるようになるまでには時間がかかると思います。

私も、L と R の発音を会話のなかでもうまく使い分けられるようになったのは、スペイン語圏で暮らし始めて1年くらい経ってからかなぁと思います。

それまではたぶんうまく発音できていなかったと思います。

でも話していると、ネイティブには全く問題なく伝わっていることに気づきます。笑

スペイン語を始めて半年後くらいの頃、スペイン語講師ではないネイティブに「L と R がうまくできないんだよね」と話したところ、「あぁ、そういえばそうかもね。外国人はできない人多いよね」という、特に気にしていないような反応でした。

スペイン語の R の発音

R は、単語の最初に来るときや単語の中で RR と連続する場合には巻き舌になりますが、これも正直うまくできなくてもほぼ伝わります。ネイティブの小さい子どもも巻き舌はうまくできないみたいで、子どもの頃に「ルルルルッ」と練習するみたいです。

巻き舌は練習すれば誰でもできるようになるので、最初はできなくても気にせずにどんどん話していって良いと思います。

経験的には L と R の違いよりも、アクセントの位置が違っていたり文全体にリズムがないスピーキングのほうがネイティブには伝わりにくいと思います。

アクセントは、間違えるとほぼ伝わらない。

L と R の発音で伝わらない可能性があるとしたら、前章で紹介した L で終わる単語だと思うので、最初はそれだけ意識して、あとはできる範囲で気をつけつつ、たくさん話すことを一番に。

うまく発音できなくてもあまり気にしすぎずに、徐々にできるようになっていければ良いのかなと思います。

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