【Blogger】固定ページと投稿記事の違いと、使い分けるポイント

【Blogger】固定ページと投稿記事の違いと、使い分けるポイント

【Blogger】固定ページと投稿記事の違いと、使い分けるポイント

Blogger では、記事を作成する方法として「投稿」と「ページ」の2種類があります。

一般的に、日々のブログ記事は「投稿」として作成し、お問い合わせやプロフィールは「ページ」で作成すると思います。

ただ、たまにどちらで作成しようか迷うケースがあります。たとえば、あるカテゴリーの記事だけを一覧にしたプチサイトマップのような記事。

今回、もともと「ページ」で作成していたページについて、「投稿」のほうが良かったと思い直し、「投稿」として公開し直したケースがありました。

というわけでこの記事では、「投稿」と「ページ」の違いと、使い分けるときのポイントについて改めてまとめてみました。迷ったときにどちらを使用すべきかの参考になれば幸いです。

※ 以下、「投稿」:投稿記事、「ページ」:固定ページと記載します。

目次

Bloggerの投稿記事と固定ページの違い

投稿記事は、普通に記事を作成するときに使います。

記事には公開日が表示され、投稿された記事は公開日の時系列で管理されます。記事を新しく公開すると新着記事一覧に追加されていきます。

固定ページは、投稿記事とは別の独立したページを作成するときに使います。

一般的に、プロフィール・サイトマップ・お問い合わせ・プライバシーポリシーが固定ページとして作成されるケースが多いと思います。

固定ページには公開日は表示されず、新着記事一覧にも追加されません。ページを作成するだけではブログ内に表示されないので、ナビゲーションバーやサイドバーなどにリンクを設置する必要があります。

関連記事:Bloggerで固定ページを作成する方法

さらに細かく違いを見ていくと次のような違いがあります。

投稿記事 固定ページ
URLの形式 /2021/12/abc-de.html /p/abc-de.html
ラベル設定 不可
ブログ内検索 対象 非対象
人気の投稿 対象 非対象
公開日の表示 あり なし
新着記事一覧 表示 非表示

URL(パーマリンク )は、投稿記事・固定ページともに任意で設定することができます。投稿記事の場合はパーマリンクの前に投稿年月が入り、固定ページは /p/ が入ります。

投稿記事と固定ページを使い分けるポイント

基本的に、プロフィールやお問い合わせはブログ開始当初に固定ページとして作成しておき、日々更新する普通の記事は投稿記事で作成していくことになるので、使い分けにそこまで困ることはないとは思います。

ただ、冒頭に書いた通り「あるカテゴリーの記事をまとめたページ」など、どちらで作成するか迷う場合には以下のポイントを参考に検討してみてください。

ラベルの設定は必要か?

固定ページにはラベルの設定ができません。

ラベルページ(ラベル名をクリックして表示されるラベルの検索結果ページ)にも表示されず、関連記事にも出すことはできません。

ラベルページや関連記事に表示させたい場合は、投稿記事で作成する必要があります。

ラベルページや関連記事に表示させたくない場合は、固定ページで作成してください。

ブログ内検索の対象にならなくても大丈夫か?

固定ページはブログ内検索の対象になりません。

読者がブログ内検索をしたときに、そのページが検索結果に出てきた方が良いのか、出てこない方が良いのかという点も判断材料の1つになります。

お問い合わせやプライバシーポリシーは、ページ内にたとえ検索キーワードが含まれていても検索結果に出てこない方が望ましいですよね。なので固定ページの方が適しています。

一方、検索結果に出てきた方が良いページというのもあると思います。たとえば当ブログでは、以下の記事を固定ページから投稿記事に変更して公開し直しました。
アガサ・クリスティの作品・感想一覧

ただの一覧ページなのでもともと固定ページで作っていたのですが、ブログ内で作品名が検索されているケースがわりと多いようだったため、この一覧が検索結果に出てきたほうが良いだろうと考えて投稿記事に変更しました。

これは一例ですが、特定カテゴリーのまとめページのようなものは、固定ページよりも投稿記事の方が良いケースがありそうです。

以上、参考になれば幸いです。

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