水切りかごはやっぱり必要!1年間使わずに生活した感想と必要な理由

水切りかごはやっぱり必要!1年間使わずに生活した感想と必要な理由

水切りかごはやっぱり必要!1年間使わずに生活した感想と必要な理由

我が家は賃貸マンション暮らしなんですが、卓上食洗機を購入したことをきっかけに水切りかごを使うのをやめていました。

それで、1年間水切りかごなしで生活してきたのですが...

やっぱり水切りかごは必要だ!

という結論に至りました。

その理由を一言で言うと、水切りかごを使った方が、自分の時間をより多く持てるからです。

現在は新たに水切りかごを買って、めちゃくちゃ活用しています。

今回は、水切りかごをやめる → 1年間代用法で生活 → 結局水切りかごを再び使う という経過を振り返りつつ、やっぱり水切りかごが必要だと思った理由や、水切りかごのデメリット解消法をまとめてみました。

水切りかごを使うか使わないか検討中の方に、参考にしていただければと思います。

ちなみに、新たに買った水切りかごはラバーゼのものです。レビューはこちらをどうぞ。
【賃貸にぴったり】ラバーゼの水切りかご(小)大きさ・使い心地レビュー

目次

水切りかごをやめた理由

1年前、水切りかごをやめたきっかけは食洗機の導入でした。

工事不要の卓上食洗機アイネクス

賃貸マンションでも工事不要の卓上食洗機なら手軽に設置できそうだったので買ってみたんですよね。これは買って本当に良かった!
アイネクス 工事がいらない食器洗い乾燥機

(参考)賃貸での食洗機の置き場・使い方についてはこちらの記事で紹介しています。

食洗機は賃貸にも置ける。置き場はワゴン&キッチン背面に

食洗機は賃貸にも置ける。置き場はワゴン&キッチン背面に

賃貸だとスペースの問題で食洗機は非常に設置しにくいと思いますが、我が家ではキャスター付きワゴンにのせて、キッチン背面に設置して使っています。

それで、食洗機があれば手洗いするものはそんなに多くはないはずだし、水切りかごはなくてもいいかなと思ったんです。

もともと使っていた水切りかごはシンクの上に渡すタイプで、こういうやつでした。

シンクの上に渡すタイプの水切りかご

このタイプはシンク横の狭いスペースにも置けて良いのですが、かごの下のシンクがすごく掃除しにくかったんですよね。

そこで、もう食洗機も買ったし、水切りかごがなくても手洗いしたものはふきんの上で乾かせば良さそうだし、掃除も楽になりそうだし、シンクが広く使えて良さそうかなと。

そう思って、水切りかごは撤去することにしました。

水切りかごを使わない間に試した代用法

水切りかごを使わない間に食器の水切りをどうしていたか、また、なぜその代用法をやめたのかを紹介します。

ティータオルの上で自然乾燥 → 1週間でやめた

水切りかごをやめて最初に試したのは、ティータオルや吸水マットの上に洗った食器を置き、自然乾燥させるという方法です。

水切りかごを使わないときの代用として、よく紹介されている方法ですよね。

私が調べたときに人気だったのがこういう商品。ジョージ・ジェンセンのティータオルや、大きめの吸水マットです。

うちでは、昔メキシコで買ったこういうティータオルや、家にあった吸水マットを使いました。

ティータオル

ティータオルや吸水マットは確かに吸水性が良く、食器の水切りもできます。

ただ、私はこの方法はすぐにやめてしまいました。。

理由は次のとおりです。

「ティータオルで自然乾燥」のデメリット
  • 水切りかごのように食器を立てかけられず、置きにくい
  • 食器の置き方によっては風通しが悪くなり、乾きにくい
  • 下に敷いたティータオルがかなり湿る
  • 湿ったティータオルが乾きにくく、生乾きのにおいが気になる

なかでも特に気になったのは、食器を置くとティータオルがかなり湿る、そして乾きにくいという点です。

※ 厚手の吸水マットでも同様です

洗った食器をティータオルに置いていくと、それだけでタオルが水を吸ってすごく湿ります。

夜に洗い物をして自然乾燥させると、翌朝食器は乾いているんですが、タオルは湿ったままの状態。。。

ティータオルや吸水マットは確かに吸水力がありますが、厚手で水分を保持してしまうので、一度湿ったあとは乾きにくいんですよね。

湿ったマットを一晩放置する、そこに食器を置いて乾かしているというのが、衛生面でどうなんだろう? と思いました。

湿った布を放置 = 雑菌の温床生乾きの嫌なにおい... こんな考えが頭から離れませんでした。

水切りかごの代わりにティータオルを使うのは一見おしゃれで良い感じですが、実はずっと湿っていて生乾き臭も気になる... というのは、どう考えても「良い感じ」には思えませんでした。

下に敷く布はティータオルや吸水マットのほか、ふきん2枚重ね、普通のタオルを試しましたが、どの布を使っても一晩中ずっと湿っている状態は変わらず、一週間ほどでこの方法はやめました。

洗った食器をふきんで拭く → 1年でやめた

その後、1年間続けてきたのが洗った食器をふきんで拭くという方法です。

すごく面倒ではありましたが、他に方法がなかったのでずっと続けてきた感じです。

水切りかごなしでどうやっていたかというと、洗ったあと濡れたまま調理台に置いていき、全部洗い終わったらふきんで拭く。最後に調理台も拭く。

水切りかごなしでの洗い方

拭き終わったあと、水気を完全に拭き取れたものは収納し、ざるや木製の食器など完全に水気を拭き取れないものはそのまま朝まで調理台に置いておく感じです。

ふきんがたくさん必要なので、ストックはかなり増えました。

ふきん

ちなみにふきんは、洗濯機で普通に洗っていました(洗剤と酸素系漂白剤を使用)。

うちは夫婦2人暮らしで毎日洗濯するわけじゃないので、使ったふきんは洗濯ばさみで吊るして乾かしておき、洗濯するときにまとめて洗っていた感じです。

ふきんは薄いのでティータオルのように乾きにくいことはなく、ちょっと使って湿ったらすぐに吊るしておけば、不衛生感やにおいが気になることはありませんでした。

でも、やっぱり毎晩洗い物のあとに拭く作業に疲弊してしまい、1年後に「やっぱり水切りかごを買おう」と思うことになりました。

「洗った食器をふきんで拭く」のデメリット
  • 洗い物後に拭く作業がだるい、疲れる
  • ふきんが大量に必要
  • 水気を完全に拭き取れないものは結局自然乾燥が必要

1年間、水切りかごを使わない生活で感じたこと

水切りかごを使わずに代用法を1年間試した感想は、、、

疲れる!!笑

私の場合は湿ったティータオルを放置するのが嫌だったので、ふきんで拭くという方法になりましたが、めちゃくちゃ疲れました。。

後片付けの時間も長引くし、立ちっぱなしの時間も長引くし、、

水切りかごを再び使い始めてから、拭く作業による疲れは大きかったなぁと改めて感じました。1日10分とか15分の作業でも、毎日やるとなると疲労はやっぱりたまっていきますね。

それから水切りかごがないと、料理中に洗い物ができないことにも気づきました。

水切りかごがあれば、料理中のちょっとした洗い物もすぐ洗って乾かしておけます。

小物はさくっと洗って水切りかごへ

でも、かごがないと洗っても乾かす場所がない。。

だから、料理中の洗い物はシンクに放置することになって、料理後の洗い物が増える → 後片付けが長引く という結果に。

水切りかごをやめてシンクの周辺は掃除しやすくなりましたが、シンク掃除の邪魔にならない水切りかごにすれば良いだけでは? と考え直し、いろいろ検討してラバーゼの水切りかごを買いました。

水切りかごがやっぱり必要だと思った理由

水切りかごを使わない生活を経て、結局再び水切りかごを使うことになりました。

なぜ水切りかごはやっぱり必要だと思ったのか、よく考えてみると、

水切りかごがあると洗い物が効率化されて、自分の時間をより多く持てる

というのが一番大きいのかなと思います。

水切りかごは必要

毎日食器を拭く作業をしなきゃいけないことで、自分の体力自分の時間が削られていました。

そして疲弊。

水切りかごがあれば、料理中にもさくっと洗い物ができるから洗い物がたまりません。洗ったあとも自然乾燥で良いので、片付け時間が短縮されます。

後片付けの時間が短縮されるって、素晴らしいことです。自分の時間が増えます。疲労度も減ります。

ふきんで拭いても水切りかごを使っても、食器の水切りは同じようにできます。違うのは、自分が疲れるかどうかということだけ。

よく考えたら、水切りかごを使わない理由がない。

水切りかごを使い始めたあと、後片付けをさくっと終えてソファでまったりしていたときに「食器を拭くってまったく無駄な作業だったな...」としみじみと思いました。

1年間もよくやってたなと。笑

水切りかごを再び使うようになってから、私の場合はソファで休息したり、本を読んだり動画を見たりできる時間が増え、以前よりも早く寝られるようになりました。

この自分の時間が増えるというのが水切りかごの最大のメリットなんじゃないかと、一度撤去してみて気づきました。

ラバーゼの水切りかご

水切りかごのメリット>>>デメリット

とはいえ、水切りかごにもデメリットはありますよね。

水切りかごのデメリット
  • 置き場の問題
  • 水切りかごの手入れが面倒
  • 周辺のシンクの掃除が面倒(シンク上に渡す水切りかごの場合)

私は特に「周辺のシンクの掃除が面倒」というのが一番大きなデメリットに感じて、水切りかごを使うのをやめました。

でも結局、シンク掃除が面倒にならない水切りかごを使えば良いだけだったし、「自分の時間が増える」「疲れない」という水切りかごのメリットのほうが圧倒的に大きいなと今は思っています。

デメリットの解消法

再び水切りかごを使うことになって、我が家ではこんなふうにデメリットを解消しています。

置き場の問題

水切りかごの置き場をどこにするかは、結構悩ましい問題ですよね。特に賃貸だとキッチンのスペースが限られてしまうので。。

うちでは、新しく買った水切りかごは移動させながら使っています

食事の後に洗うときはシンクの横に置いて、洗ったあとはカウンターの上に移動。

調理時は水切りかごをカウンターに移動

料理中もカウンターの上に置いてあるので、ちょっとしたものは洗って直接ここに置いています。

具体的な使い方は、こちらの記事でくわしく紹介しています。
【買って良かった】ラバーゼの水切りかご(小)大きさ・使い心地レビュー

水切りかごの手入れが面倒

水切りかごの手入れも面倒ですよね。

私は今回新たに水切りかごを買うときに、「手入れが楽」という点も考慮に入れてラバーゼを選びました。

まずプラスチックの水切りかごだと、水はけが悪くピンク色の水垢がすぐにできてしまう気がします。昔プラスチックを使っていたときは、頻繁に丸洗いが必要でした。

ステンレスのものであれば水滴を拭くだけで良いんですが、私が以前使っていたような普通の水切りかごだとワイヤーが交差する箇所がうまく拭けず、白い水垢がたまりやすかったです。

ステンレスの水垢

でも今回買ったラバーゼの水切りかごは、底面にワイヤーの交差箇所がないので拭く作業がめちゃくちゃ楽!

ラバーゼの水切りかごはワイヤーが交差しない

これでお手入れとしては、毎日どこかのタイミングでさっとふきんで拭くという作業だけで OK になりました。

拭くのは10秒くらいで終わります。

周辺のシンクの掃除が面倒

以前使っていた水切りかごはシンクの上に渡すタイプでしたが、かご下のシンクの掃除が非常にやりにくかったです。

洗い物のあとにかごを動かせればまだ掃除しやすかったと思いますが、かごの強度がなかったので食器を入れたまま移動させるのは難しい状況でした。

シンクの上に渡すタイプは狭いキッチンには便利ですが、シンク掃除のやりにくさは私としては大きなデメリットでした。

なので個人的には、キッチンのスペースが狭くても、シンクの上に渡すタイプではない普通の水切りかごのほうが良いのかなーと思っています。

洗い物をするとき

我が家もキッチンのスペースに余裕はないですが、先ほど書いたように普通の水切りかごを移動させながら使うことで掃除のストレスはなくなりました。

ラバーゼのように丈夫で安定感のある水切りかごであれば、食器を入れたままの移動も問題なくできます。

以前水切りかごを置いていたシンク横のスペースは、現在はこんな感じ。

現在のシンク横

シンクに何もかかっていない状態なので、シンク周辺はとても拭きやすいです。

まとめ:水切りかごの必要性は、一旦撤去して考えてみる

何かのきっかけで水切りかごが本当に必要なのかを考え始めたら、実際に撤去してテストしてみるのが良いのかなと思います。

撤去してみると、たぶん、水切りかごは「なくても大丈夫」だと思います。ないならないで、たぶんやっていけます。笑

食器はティータオルの上で乾かしたり、拭いたりすればいいし、水切りかごはないほうがスッキリしていい! って思うかもしれません。

私もそう思っていました。最初は。

でも、それによって失われるものにも目を向ける必要があるかなと思います。洗い物作業によって奪われる自分の体力とか、自分の時間とか。それに、この議論では見過ごされがちな水切りかごってふつうに便利だよねっていう視点とか。

実際、水切りかごはめちゃくちゃ便利です。

やっぱり水切りかごって、存在する価値のある、そして活用する価値のある、便利な道具なんだなって思いました。

水切りかごを撤去したあと、再導入しての感想でした。

今回購入したラバーゼ水切りかごのレビューです。

【買って良かった】ラバーゼの水切りかご(小)大きさ・使い心地レビュー

【賃貸にぴったり】ラバーゼの水切りかご(小)大きさ・使い心地レビュー

ラバーゼの水切りかご(小)を購入して2ヶ月が経ちました。非常に良いです。買って良かった!かごの大きさと使用感をくわしく紹介します。

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