「小盛りを頼むのは、プライドが許さない」

昨夜、ラーメンを食べに行った。

昼食が遅く私も夫もそこまでお腹が空いているわけではないが、夕食は何か食べたいという腹具合。

営業時間、店の場所、食べたいラーメンの種類を考慮した結果、初めてのお店に行くことになった。

私は味噌ラーメンの並盛りを頼み、食べきった。美味しかったし、量もちょうどよくて心地良い満腹感だった。

夫はつけ麺を頼んで食べきったが、美味しかったもののお腹がいっぱいすぎて苦しいと言った。

大盛りにしたのかと聞くと、中盛りにしたと言う。並盛りにすればよかったねと言うと、並盛りはなく大盛り・中盛り・小盛りしかなかったらしい。

ラーメンには並盛りがあったけど、つけ麺にはなかったようだ。
初めて行くお店だから、どの盛りがどの程度の量なのかはわからない。

じゃあ、そんなにお腹がすいてなかったんだから小盛りにしたらよかったね、と言うと、

小盛りを頼むのはプライドが許さない。

らしい。

...(笑)。

申し訳ないけど笑ってしまったよ。そんなプライドがあったのか。そんなプライドを持ってこれまで外食で注文していたとはまったく知らなかった。そして、それがどういうプライドなのか今まだよくわかっていない。

以前某オムライス店に行ったとき、オムライスのサイズを選ぶ必要があった。

サイズは SS、S、M、L の4種類で、参考として実物大写真のメニューが置かれている。写真を見るとどのサイズも通常より一回りくらい大きく感じられ、私は S も食べきれないだろうと判断して SS を頼んだ。夫は M を頼んだ。

届いたオムライスは実物大写真よりもさらに大きいのではないかと思われる大きさで、私は SS も少し残してしまった。

夫が注文した M もやはり大きく、普通の感覚だと L とか LL では? と思われるようなサイズだった。

食べ終えたあとやはり量が多すぎたと苦しんでいたが、昨日の流れで話を聞くとどうやらこのときも「S を頼むのはプライドが許さなかった」ということらしい。

この店のサイズが(量はそのままで)S、M、L、LL という名称であったなら、おそらく M を選べただろうし量もちょうどよかったであろうと思うと少し同情する。このサイズ名称には店側の思惑があるのだろうか。

自分には想像もつかないようなプライドが人には存在することがある、ということを知った日だった。

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